注目のスタートアップ

株式会社vartique 秋炭 直輝 | webブラウザのみで動くVR(メタバース)空間で注目の企業

webブラウザのみで動くVR(メタバース)空間で注目なのが、秋炭直輝さんが2020年に創業した株式会社vartiqueです。

近年、ビジネスにおいて革新をもたらす可能性が期待される「メタバース」。

メタバースとは、インターネット上における仮想空間であり、不特定多数のユーザーが仮想空間の中で様々な行動を取るために参加できる仕組みです。
最近では、大手IT企業である旧Facebook社(現・Meta社)が事業を特化させたことでも話題になりました。

メタバースは、どのようなビジネスでも活用の可能性があり、アイディア次第でビジネスが格段に広がるものです。また、メタバースを活用するために、社会のニーズを汲み、ビジネスにどう活かすか精査することが大切です。

通常はVR(メタバース)空間に入るための専用アプリやゴーグルなどが必要ですが、株式会社vartiqueの「One VR」はwebブラウザのみで使用することができ、PCやスマホがあればアクセスできます。

コロナ禍で、多くの人が集まるイベントや研修会などの開催が難しい状況が続いており、今後はメタバース・3D空間を活用したイベント等の開催やコミュニケーションツールとしての使用が多くなると考えられます。
そこで、webブラウザのみで手軽に使用することが出来る「One VR」の需要がますます高まっており、注目されています。

株式会社vartiqueの秋炭直輝さんに、事業の特徴や今後の課題についてお話をお聞きしました。

・このプロダクトの特徴は何ですか?

webブラウザのみ(専用のアプリやソフトウェアが不要)で動くため、PCやスマホからでもVR(メタバース)空間に入ることができます。

・どういう方にこのサービスを使ってほしいですか?

自社のマーケティングやDX化の担当者様です。

・このサービスの解決する社会課題はなんですか?

コロナで奪われた交流機会です。

多人数が同時にVR空間で交流できるという特徴をもつ弊社VRサービス「One VR」では、様々な交流ができます。

3D空間での説明会・展示・交流イベント・チームビルディングなど社内むけイベントも含め様々なビジネスシーンで活用ができます。

またOne VRはもう一つ課題解決をしております。それはVRの体験格差です。VRは専用デバイスやハイエンドPCが必要だったりしますが、One VRはPCやスマホがあればアクセスできるようになっております。

・どういう会社、サービスに今後していきたいですか?

VRやAR導入の第一歩になるサービス・企業にしたいです。AR/VRは「費用が高い」「専用デバイスやアプリが必要で利用ハードルが高い」といったイメージが一般的かと思います。

そのような事から導入に踏み出せない企業様も多いかと思いますが、そういったハードルをなるべく下げて、AR/VRの裾野を広げられる会社・サービスを提供していきたいと考えています。

・今の課題はなんですか?

VRデバイスがなくても、PC・スマホから簡単にVR(メタバース)空間にアクセスできる代わりに、アプリやソフトをダウンロードしたVRと比べ制限される機能があるところです。それらの課題を解決できるよう開発を進めていきます。

営業のリソースが乏しいことです。社内では基本的に開発・制作がメインとなっており大規模な営業活動ができおりません。弊社サービスを代理販売してくださる代理店様・マーケティング会社様への販路拡大をすすめていければと考えております。

・読者にメッセージをお願いします。

AR/VR(メタバース)は、エンタメ性をもちながら課題解決ができるソリューションになります。 

アイディア次第で無限に近いビジネスシーンの用途があります。ご興味ある方は、AR/VR(メタバース)で楽しみながら仕事をご一緒できればと思います!

会社名 株式会社vartique
代表者名 秋炭 直輝
創業年 2020年
住所 東京都江東区亀戸
サービス名 One VR
By AR
事業内容 マーケティング向け VR・メタバース コンテンツの企画提案・開発
マーケティング向け SNS・web AR コンテンツ(スマホ向け)の企画提案・開発
2D・3DCG制作
カテゴリ 有望企業
関連タグ AR DX VR マーケティング メタバース
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
起業するには何から始める?誰でもできる起業の仕方や手続き【5ステップで解説】
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

VRアート制作ツール「Snow Canvas」を開発する「Zenesis」が1,800万円調達
2022年4月28日、株式会社Zenesisは、総額1,800万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Zenesisは、VRアート制作ツール「Snow Canvas」、VRアートをNFTマーケッ…
フリーランスと企業のマッチングサービスなどを展開する「Hajimari」が7億円調達
2022年11月29日、株式会社Hajimariは、総額7億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Hajimariは以下のサービスを展開しています。 ・IT起業家・フリーランスと成長企業のマッチ…
眼鏡型ARデバイス向けディスプレイシステムや高精度空間認識ソフトウェア開発の「Cellid」が5億円調達
2021年11月11日、Cellid株式会社は、総額5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 汎用単眼カメラで動作する空間認識アルゴリズム「Cellid SLAM」の提供や、「Cellid SL…
AIソリューションを提供する「シナモン」が「オカムラ」と資本業務提携
2023年7月5日、株式会社シナモンは、株式会社オカムラと資本業務提携を締結したことを発表しました。 シナモンは、AI-OCR「Flax Scanner」、自然言語処理エンジン「Aurora Clip…
「第1回 電子化・オンライン化 支援 EXPO」「第1回 テレワーク・在宅勤務 支援 EXPO」「第1回 ニューノーマル オフィス EXPO」 横浜・大阪・オンラインの3会場で開催
2021年6月2日、株式会社イノベントは、「第1回 電子化・オンライン化 支援 EXPO」、「第1回 テレワーク・在宅勤務 支援 EXPO」、「第1回 ニューノーマル オフィス EXPO」を開催するこ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集