【国税庁】令和7年分確定申告 スマホとマイナポータル連携について

tips

国税庁は、令和7年分確定申告におけるスマートフォンとマイナポータルの連携について情報発信を行っています。

iPhoneのマイナンバーカードに対応

スマートフォンのマイナンバーカードを利用することで、マイナンバーカードを読み取ることなく、e-Taxを利用できます。

これまでAndroidにおいて利用可能でしたが、このたびiPhoneにおいても「iPhoneのマイナンバーカード」による利用が可能となりました。

マイナンバーカード及び電子証明書の有効期限

マイナンバーカードと電子証明書には、それぞれ有効期限があります。

マイナポータル連携

マイナポータル連携は、確定申告書を作成する際、マイナポータル経由で控除証明書等の情報を一括で取得し、確定申告書の該当項目に自動入力する機能です。


確定申告は、所得税や消費税を正しく納めるために欠かせない重要な手続きであり、これを怠れば脱税とみなされ、追徴課税や罰則の対象となる恐れがあります。会社員の場合は勤務先の年末調整によって所得税が精算されるため、通常は確定申告の必要はありません。

しかし、個人事業主や副業で年間二十万円以上の所得がある人、医療費控除や住宅ローン控除など年末調整では反映されない控除を受けたい人、さらには株式や不動産の譲渡所得がある人などは、自ら確定申告を行う義務があります。

提出方法には3つの選択肢があります。税務署窓口に直接持参する方法、郵送による方法、そして自宅で完結できるオンライン申告「e-Tax」です。窓口提出は確実ですが、混雑が予想されます。郵送は遠方からでも可能ですが費用がかかります。これに対してe-Taxは、郵送費が不要で窓口の混雑を避けられるという利点があり、国税庁の報告によれば申告者の約9割が会場を利用せずに手続きを完了していることから、オンライン申告の普及が急速に進んでいることがわかります。

また、スマートフォンとマイナポータル連携により、さらに便利にe-Taxを利用できます。

令和7年分の申告期間は、2026年2月16日から3月16日です。



カテゴリ トレンド
関連タグ マイナンバーカード 確定申告
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

【国税庁】令和5年分確定申告書等作成コーナーが公開
2024年1月4日、国税庁は、令和5年分確定申告書等作成コーナーを公開しました。 国税庁ホームページの「確定申告書等作成コーナー」では、画面の案内に沿って金額等を入力するだけで、所得税、消費税及び贈与…
「クラウド申告 freee」が法人税の申告書作成機能を提供開始
freee 株式会社は、「クラウド申告 freee」において法人税の申告書作成機能の提供を開始すると発表しました。 「クラウド申告 freee」は、2016年10月に発表されてから、確定申告、年末調整…
デジタルコミックエージェンシーの「ナンバーナイン」が「面白法人カヤック」から1億円調達
2024年3月1日、株式会社ナンバーナインは、株式会社カヤックから、約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ナンバーナインは、電子コミックのデジタル配信サービス「ナンバーナイン」や、漫画家・…
e-Tax・作成コーナーヘルプデスク 問い合わせ上位70のFAQが公開
e-Tax・作成コーナーヘルプデスクにおいて、問い合わせがあった上位70のFAQが公開されました。 e-Taxソフト・確定申告書等作成コーナーの事前準備、送信方法、エラー解消などの使い方に関する問い合…
【2月28日追記】政府、確定申告期限を延長する方針 新型コロナの影響受け、4月16日まで
新型コロナウィルスの感染拡大を受け、政府が確定申告の期間を延長する方針を固めました。 もともと所得税は3月16日、個人事業主の消費税は3月31日が申告期限でしたが、各紙の報道によると、これが4月16日…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集