創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2025年12月10日音声AIプラットフォームを提供する「Recho」が3億円調達

2025年12月10日、株式会社Rechoは、総額3億円の資金調達を発表しました。
Rechoは、音声AIプラットフォームを開発・提供しています。
独自開発の音声合成・音声認識技術と対話制御システムによって高い品質の会話を実現し、文脈に沿った案内や問い合わせ内容の解決ができる音声AIプロダクトを提供しています。
今回調達した資金は、エンジニア組織の強化、導入領域の拡大、プロダクトの汎用化と型化の推進に活用します。
音声は人と人をつなぐ基本的なコミュニケーション手段であり、ビジネスにおいても組織を支える重要な要素のひとつです。さまざまなデジタルツールが普及する現代でも、会議やオフィスでのやり取り、電話での顧客対応など、さまざまな場面で音声によるコミュニケーションが行われています。
一方で、音声コミュニケーションはデータとして蓄積することが難しく、ボイスレコーダーに保存していても書き起こしに負担がかかるという課題を抱えています。
現在、ビジネスの現場ではさまざまなコミュニケーションがデジタル化され、そのデータ活用も進展しているため、音声コミュニケーションのデジタル化とそれによるデータ活用のニーズも高まっています。
たとえば、電話対応を中心とするカスタマーサポート業務のデジタル化では、人手不足への対応、優先度に応じた効率化、情報共有の効率化といった効果が期待されます。
このような流れのもと、Rechoは自社開発による音声基盤技術をもとに、さまざまな企業における音声コミュニケーションの課題解決に寄与しています。
企業の成長には戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。
| カテゴリ | 有望企業 |
|---|---|
| 関連タグ | AI Recho プラットフォーム 音声 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2025年11月20日、シタテル株式会社は、資金調達を発表しました。 シタテルは、衣服のデジタル生産プラットフォームを提供しています。 企画、生産、貿易などのプロセスをクラウド上で統合し、企業がスピー…
Toyota Research Institute は、ベンチャー企業への投資を目的としたベンチャーキャピタルファンドを設立すると発表しました。 規模は、1億ドルで、「Toyota AI Ventur…
2025年7月30日、株式会社TERASSは、総額31億円の資金調達を発表しました。 TERASSは、不動産仲介関連サービスを提供しています。 優秀な不動産エージェントが個人として自由な働き方で、顧客…
2024年3月15日、株式会社WellTechは、資金調達を実施したことを発表しました。 WellTechは、皮膚疾患領域での国内医薬品市場のリーディングカンパニーであるマルホ株式会社から2024年1…
2025年11月6日、株式会社IVRyは、総額40億円の資金調達を発表しました。 IVRyは、対話型音声AI SaaS「アイブリー」を開発・提供しています。 自動応答(IVR)、電話転送、SMS送信、…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
