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キャンピングカーと車中泊スポットのシェアリングサービスなどを展開する「Carstay」が資金調達

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2025年10月31日、Carstay株式会社は、約5000万円の資金調達を発表しました。

鈴木おさむ氏が代表を務めるtoC向けファンド「スタートアップファクトリー1号投資事業有限責任組合」が新たに出資者として参画しました。

Carstayは、キャンピングカーと車中泊スポットのシェアリングサービス「Carstay」、キャンピングカーの製造・改造・修理などを手がける「Mobi Lab.(モビラボ)」などの事業を展開しています。

今回調達した資金は、主に動画を中心としたSNSマーケティングの強化、エンジニア・セールス人材の採用に活用します。


コロナ禍による密回避需要の増加や車中泊・キャンプブームを背景に、車を拠点とする生活スタイル「バンライフ」を実践する人々が増えています。バンライフは、キャンピングカーや車中泊仕様にカスタマイズした車両を拠点に、好きな場所へ自由に移動しながら生活できる点や家賃負担がない点などがメリットです。

車中泊を実践するには、車中泊が許可されている駐車場の確保が重要であり、そのため車中泊可能な駐車場を網羅したポータルサイトは重要なツールとなります。

Carstayは2018年9月に車中泊のシェアリングサービス「Carstay」を開始し、2019年9月にはキャンピングカーなど車中泊仕様の車両のシェアリングにも拡大しました。2023年5月には製造拠点の提供にとどまらず、キャンピングカーの製造・販売にも参入し、バンライフやキャンピングカーに関する総合サービスを提供する企業へと成長しています。

事業の拡大には戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

カテゴリ 有望企業
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