創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2025年10月16日アートコミュニケーションプラットフォーム「ArtSticker」を運営する「The Chain Museum」が資金調達

2025年10月16日、株式会社The Chain Museumは、資金調達を発表しました。
The Chain Museumは、アートコミュニケーションプラットフォーム「ArtSticker (アートスティッカー)」事業、Gallery事業、空間プロデュースを行うCoordination事業を展開しています。
「ArtSticker」は、国内外さまざまなジャンルの作品と出会える機能や、アーティストに直接金銭的な支援と感想を送れる機能、作品の販売・購入機能、美術館やアートイベントなどで活用できるチケット販売機能、音声ガイド機能、デジタルスタンプラリー機能などを提供しています。
今回調達した資金は、プロダクト開発、マーケティング、採用・組織体制の強化に活用します。
日本のアート市場は経済規模に比べて相対的に小さく、成長の余地が大きいとされています。近年は「アートテック」と呼ばれる領域が注目を集めており、作品のデジタル化や流通プラットフォームの整備など、テクノロジーによる市場拡大の可能性が高まっています。
多くの既存市場が成熟するなかで、アートは独自性と新規性を武器に新たな価値を創出できる分野です。このような特性から、企業によるアート活用が増加しており、マーケットの裾野拡大と収益モデルの多様化が進んでいます。加えて、社会課題解決におけるクリエイティブの役割が重視される流れも、市場成長の追い風となっています。
こうした背景を踏まえ、The Chain Museumはアーティストと鑑賞者の関係を創出するプラットフォーム「ArtSticker」や、アートを軸にした空間プロデュースなどを通じ、新たな体験価値の創出を目指しています。
企業・事業の成長には戦略的な資金調達やシナジーのある企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。
| カテゴリ | 有望企業 |
|---|---|
| 関連タグ | BtoB アート コミュニケーション プラットフォーム ブランディング プロデュース プロモーション 企画 株式会社 美術 芸術 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2020年12月10日、株式会社efitは、「QUOREA(クオレア)」において、新たに「GMOコイン」に対応したことを発表しました。 「QUOREA」は、資産運用を強力にサポートする高度な投資AIロ…
2023年6月21日、Huberitus株式会社は、株式会社光通信グループの連結子会社である株式会社HBDを引受先とする第三者割当増資を実施し、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 Hube…
2020年10月19日、株式会社アクセルラボは、大東建託株式会社との資本業務提携を決定したことを発表しました。 不動産会社やハウス・メーカー等の住宅・不動産事業者と居住者・オーナーのためのスマート・ラ…
2025年7月30日、FAVOLIST5株式会社は、総額1億1000万円の資金調達を発表しました。 FAVOLIST5は、パーソナルAIコンシェルジュにより新時代の文化インフラの創造を目指しています。…
2022年1月18日、トクティー株式会社は、3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、マネックスベンチャーズ株式会社です。 特定技能人材のマッチングプラットフォーム「tokut…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

