注目のスタートアップ

決済最適化SaaS「YTGuard」を提供する「YTGATE」が1億円調達

company

2025年9月30日、株式会社YTGATEは、総額1億円の資金調達を発表しました。

今回の資金調達により、累計調達額は約6億円となりました。

YTGATEは、決済最適化SaaS「YTGuard」事業や、決済関連コンサルティング事業、決済承認率改善支援事業を展開しています。

「YTGuard」は、決済の可視化、不正検知、カゴ落ち防止を実現するEC事業者向けSaaSです。売上向上と安全な決済環境の両立を支援しています。

今回調達した資金は、「YTGuard」のUI改善・機能の拡充、マーケティング活動への投資、セキュリティ・コンプライアンス体制の一層の強化、人材採用・育成に活用します。


経済産業省の発表によれば、2024年の日本国内のBtoC-EC(消費者向け電子商取引)市場規模は、26.1兆円(前年24.8兆円、前々年22.7兆円、前年比5.1%増)に拡大しています。

また、EC化率は、BtoC-ECで9.8%(前年比0.4ポイント増)と増加傾向にあり、ECの普及が着実に進展していることがわかります。

このようにEC市場が成長するなか、EC事業者にとって喫緊の課題が決済承認率の向上です。決済承認率は、カード情報入力後に実際に承認される割合を指します。決済の承認は、単にカードの限度額だけでなく、不正検知など複数の要因が絡むため、正当な取引でも不承認となるケースが少なくありません。

YTGATEは、承認率改善に向けた施策立案・実装から決済最適化SaaSの提供までを一体で支援しています。最適な決済手段の選定や決済フロー全体の再設計を通じて、EC事業者の収益最大化を後押ししています。

ECでは独自の集客ノウハウが求められるため、しっかりと準備をして参入することが重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、ネット通販のはじめ方や、ネットでの集客ノウハウについて詳しく解説しています。

また、ビジネスの成長段階においては資金調達が重要となります。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB EC SaaS クレジットカード コンサルティング 支援 決済 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

プロダクトマネジメントプラットフォーム「Flyle」提供の「フライル」が3億円調達
2022年7月12日、株式会社フライルは、総額3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 フライルは、プロダクトマネジメントプラットフォーム「Flyle」を開発・提供しています。 プロダクトマネー…
自然栽培野菜宅配サービス「VEGIMO」などを展開する「ベジモ」が資金調達
2023年1月26日、株式会社ベジモは、資金調達を実施したことを発表しました。 ベジモは、自然栽培野菜の宅配サービス「VEGIMO」や、体調や気分に合わせて植物療法士が監修するパーソナライズされたハー…
サステナブルな天然界面活性剤「ソホロリピッド」を手がける「Allied Carbon Solutions」が5.5億円調達
2024年10月1日、Allied Carbon Solutions株式会社は、総額5億5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Allied Carbon Solutionsは、産業技術…
自治体向けスーパーアプリや公的個人認証を活用した本人確認サービスなどを手がける「ポケットサイン」が5.8億円調達
2025年4月22日、ポケットサイン株式会社は、総額5億8000万円の資金調達を発表しました。 ポケットサインは、自治体向けスーパーアプリ「ポケットサイン」や、公的個人認証を活用した本人確認サービス、…
本人認証と権利移転のプラットフォーム運営の「ビットキー」が39億円調達
2020年1月23日、株式会社ビットキーは、総額39億300万円の資金調達を実施したことを発表しました。 本人認証と権利移転のプラットフォーム「bitkey platform(ビットキープラットフォー…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集