創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2025年8月15日【農林水産省】「米の需給及び価格の安定に向けた斑点米カメムシ類臨時特例対策」補助金

農林水産省「米の需給及び価格の安定に向けた斑点米カメムシ類臨時特例対策」のご案内です。
米の需給及び価格の安定を図るため、主食用米を対象として、臨時的かつ特例的に斑点米カメムシ類に対する追加防除を支援します。
対象者
・市町村
・農業共済組合
・農業者が組織する団体(集落営農組織、大規模営農法人)等
支援内容及び要件
次の要件を満たした地域一斉の追加防除に対し、必要な農薬の購入費やサービス事業体等に防除を依頼する際の委託費を支援します。
・斑点米カメムシ類の注意報が発出されている都道府県
・都道府県が推奨する回数の防除を行ったほ場に限る
・都道府県が追加防除に関する指導を行った地区に限る
・推奨防除後に都道府県等の防除水準を超える斑点米カメムシ類の生息が確認されたほ場に限る
・1集落もしくは概ね20ヘクタール以上のまとまった面積への一斉防除
・収穫後に次期作に向けて斑点米カメムシ類低減のため、残渣のすきこみや畦畔の草刈り等の管理に取組むこと
補助額
国費:1,000円/10アール(定額)
申請
申請に関する問い合わせは、都道府県の担当窓口(農政局生産部生産振興課等)まで。
斑点米カメムシは、コメに斑点を生じさせ、品質を低下させる害虫群です。コメの等級が下がり収入が減少するほか、不作の原因となることもあります。
近年、気候変動の影響などにより斑点米カメムシ類の発生が増加しており、全国的に被害が拡大しています。そのため、被害を軽減するための防除対策が求められています。
とくにここ数年はコメ価格の高騰の影響を受け、安定供給の確保が重要な課題となっています。防除対策は、コメの需給や価格の安定を図るうえでも必要な取り組みであり、農林水産省は、今般「米の需給及び価格の安定に向けた斑点米カメムシ類臨時特例対策」に基づき、臨時かつ特例的な支援を実施しています。
起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。
また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。
ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。
さらには、ブルーベリーファームおかざきとコラボして制作した、農業での起業について解説する冊子「ブルーベリー観光農園始め方ガイド」を無料でお送りしています。このガイドブックでは、ブルーベリー農園立ち上げのリアルな実体験や、事業計画の作り方、経営手法などを解説しています。
| カテゴリ | 公募 |
|---|---|
| 関連タグ | コメ 対策 米 農薬 |
公募の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
「サイバーセキュリティ対策促進助成金」のご案内です。 公益財団法人東京都中小企業振興公社が実施する助成金事業です。 中小企業者等が自社の企業秘密や個人情報等を保護する観点から構築したサイバーセキュリテ…
2020年1月16日、株式会社アグロデザイン・スタジオは、総額約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 現在、“撒くと環境汚染が減り作物の成長がよくなる硝化抑制剤”、“特定の害虫を選択的に退治…
2023年7月24日、農林水産省は、令和4年度「農林水産物・食品輸出促進緊急対策事業のうちコメ・コメ加工品規制対応緊急対策事業」の追加公募(2次公募)について発表しました。 2025年までに2兆円、2…
国税庁は、高騰する原料米価格の影響を受ける酒類業者を対象とした各種支援措置の案内や、農林水産省などの関係省庁等が発信する関連情報を掲載しています。 原料米価格の高騰により資金調達が必要な方 日本酒造組…
農林水産省と一般社団法人日本飼料用米振興協会は「飼料用米多収日本一」コンテストを開催しています。 飼料用米生産農家の生産技術の向上を目指し、多収を実現している先進的で他の模範となる経営体を表彰し、その…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…


