創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2025年4月7日独自の球駆動式全方向移動機構「TriOrb BASE」をベースとした自律走行システムを開発する「TriOrb」が6.6億円調達

2025年3月31日、株式会社TriOrbは、デットファイナンスにより株式会社みずほ銀行から、5億円の資金調達を発表しました。
また、株式会社東京大学エッジキャピタルパートナーズ(UTEC)を引受先とする第三者割当増資により1.6億円の出資を受けたことも発表しました。これにより、合計で6億6000万円の資金調達を実施しました。
TriOrbは、独自開発の球駆動式全方向移動機構「TriOrb BASE」を基盤に、自律走行および複数台での自律協調搬送システムを開発しています。
現在、複数の製造業企業に対し、柔軟性と拡張性を備えた生産ライン実現に向けたソリューションを提供しています。
製造・物流現場における生産性革新に向け、自律走行搬送ロボット(AMR)をはじめとするロボティクスソリューションの導入が加速しています。
製造業や物流倉庫では、基幹プロセスの自動化は進んでいますが、工程間搬送が手作業に依存することが多く、これが生産性向上のボトルネックとなっていました。AMRは工程間搬送をはじめとするプロセスを自動化することで、現場全体の生産性向上に寄与します。
TriOrbの「TriOrb BASE」は、九州工業大学の革新的な技術を基盤とする独自のハードウェアです。3球体・3モーターにより全方位への移動を実現しています。
既存の全方向移動ロボットと比較して、「TriOrb BASE」は卓越した外乱走破性、高精度な位置決め能力、そして優れた耐荷重性を備えており、次世代ロボットのパフォーマンスを飛躍的に向上させるポテンシャルを秘めています。
効率化はどの企業でも大きな課題となっています。創業期は最新のシステムを導入できる機会でもあるため、効果的なシステムやツールを選定・導入するとよいでしょう。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウについて詳しく解説しています。
また、大規模なシステム投資には資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、融資のノウハウや、VCから出資を受けるための方法など、資金調達に関する情報を提供しています。
| カテゴリ | 有望企業 |
|---|---|
| 関連タグ | AMR BtoB システム ソリューション ロボット 工場 搬送 株式会社 物流 移動 自律 自律走行搬送ロボット 荷物 製造業 資金調達 連携 開発 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2021年12月12日、株式会社Capichiは、総額4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ベトナムのハノイとホーチミンを拠点に、フードデリバリーサービス・飲食店動画検索・予約アプリ…
2020年7月1日、株式会社プレイブレーンは、総額6億円の資金調達を実施したことを発表しました。 eスポーツの企画、ブランディング、マーケティングなど、eスポーツに関連した事業を展開しています。 eス…
2023年5月25日、株式会社リボルナバイオサイエンスは、総額約6億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 リボルナバイオサイエンスは、遺伝性希少疾患を対象としたRNAを標的とする低分…
2020年8月26日、コクヨ株式会社は、「経営ノウハウの泉(powered by 総務の森)」を8月26日(水)に新設したことを発表しました。 「経営ノウハウの泉」は、中小企業をターゲットに、時事コラ…
2025年10月1日、株式会社クラダシは、4億8000万円の資金調達を発表しました。 株式会社商工組合中央金庫のポジティブインパクトファイナンスによるものです。 クラダシは、ソーシャルグッドマーケット…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

