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腸内細菌を研究する「AuB」が「セプテーニ・ホールディングス」と資本業務提携

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2025年7月22日、AuB株式会社は、株式会社セプテーニ・ホールディングスと資本業務提携契約の締結を発表しました。

AuBは、元サッカー選手の鈴木啓太氏が社長を務め、アスリート特有の腸内細菌の研究を行うスタートアップです。

スポーツ界の人脈を活かして集めた便の数は、2025年6月時点で1200人分を超え、その検体数は2600を突破しています。

採集した便のDNAから腸内環境を解析し、そのデータをもとに各大学などの研究機関と、腸内環境がヒトにもたらす効果を解明する研究を進めています。

また、研究成果にもとづく科学的腸活メソッド「aub gut care method」(菌を摂る・育てる・守る)を実践できる食品や、腸内環境サプリメントおよび検査キットなども展開しています。

今回調達した資金は、腸活関連サービスの開発、D2C事業の加速に向けた人材採用強化に活用します。


人間の腸内には、数百種類以上とも言われる多様な細菌が共生しており、これらの集まりは「腸内フローラ(腸内細菌叢)」と呼ばれています。

腸内フローラは主に、消化しにくい食物を分解し栄養として活用する、腸内のバリア機能を高め病原菌の侵入を防ぐ、菌のバランスを整え、健康を維持するといった重要な役割を担っています。

近年の研究では、腸内細菌が体質だけでなく、人間の性格にまで影響を及ぼしている可能性があると報告され、ヘルスケア分野で大きな注目を集めています。

さらに、トップアスリートの腸内フローラには、一般の人には見られない特定の細菌群が多く存在しており、極めて良好な腸内環境であることが明らかになっています。これは、彼らが運動・食事・睡眠などの日常習慣を徹底的に管理していることが関係していると考えられています。

AuBは、アスリートの腸内細菌研究を基盤として、フードテック事業やヘルスケア事業を展開しています。

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カテゴリ 有望企業
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