創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2025年7月4日不動産投資アプリを運営する「Propally」が1.1億円調達

2025年7月3日、Propally株式会社は、総額1億1000万円の資金調達を発表しました。
Propallyは、個人投資家向け不動産投資アプリ「Propally(プロパリー)」と、不動産会社向け顧客獲得支援プラットフォーム「Propally for Agent」を運営しています。
「Propally」は、物件の検討から、購入、収支管理、売却までをスマホひとつで完結させる不動産投資アプリです。収支シミュレーションや最適なプロトのマッチングなどもワンストップでサポートしています。
今回調達した資金は、プロダクト開発の強化、組織体制の強化、マーケティング活動の拡大に活用します。
不動産投資は、他の投資商品(株式、投資信託、FX、金など)と比べ、安定性・実物資産・レバレッジ活用といった点で独自の強みを持っています。
とくに、毎月の家賃収入により、景気に左右されにくい安定収益が得られる点は大きな特徴となっています。
不動産投資は個人投資家にとって魅力的な資産形成手段である一方、いくつかの課題もあります。
まず、都市部では地価上昇が続いており、物件の獲得競争が激化していることが挙げられます。その結果、初心者が参入しにくくなっています。
また、金融機関の審査基準が厳しく、豊富な自己資金が求められる点もハードルのひとつです。
さらに、管理・運用の手間やリスクがある点も見逃せません。空室、修繕、テナント対応など、日常的な業務負担があります。
このような背景を踏まえ、不動産投資アプリ「Propally」は、情報の非対称性、収支管理の煩雑さ、信頼できるエージェントとの出会いといった、個人投資家が直面する課題をテクノロジーによって解決しています。
企業の成長には戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との連携・提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。
| カテゴリ | 有望企業 |
|---|---|
| 関連タグ | BtoB アプリ シミュレーション スタートアップ マッチング マンション 不動産 不動産会社 不動産投資 個人投資家 投資 株式会社 物件 資産形成 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2025年6月26日、株式会社amoibeは、総額1億円の資金調達を発表しました。 amoibeは、法人向けITエンジニア育成サービス「amoibe OJT」を提供しています。 はじめての業務工程や技…
2022年1月20日、インテグリカルチャー株式会社は、総額7億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 独自開発の低コスト細胞培養技術「CulNet System」の生産プラットフォーム…
2019年12月3日、XTech株式会社は、子会社としてBizSuite株式会社を設立したことを発表しました。 BizSuiteは、スタートアップ向けに、月額15万円からで、管理業務を一括/部分的に依…
2021年6月21日、株式会社スマイルファームは、「フレマル」を2021年6月18日にリリースしたことを発表しました。 「フレマル」は、生産者と外食産業をつなぐ食の総合プラットフォームです。 生産者は…
2022年7月29日、スマートシェア株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 スマートシェアは、さまざまなSNSマーケティングに対応したキャンペーンツール「OWNLY」を提供しています。 S…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

