注目のスタートアップ

オンデマンド研修サービスと対話型研修AIサービスを提供する「VideoTouch」が「PKSHA Technology」と資本業務提携

company

2025年4月7日、VideoTouch株式会社は、株式会社PKSHA Technologyと資本業務提携を締結したことを発表しました。

VideoTouchは、オンデマンド研修サービス「VideoTouch」と、対話型研修AIサービス「AIロープレ」を提供しています。

「VideoTouch」は、コンタクトセンターの研修効率化と属人化解消を実現するAI・動画トレーニングプラットフォームです。研修動画の収録・編集・配信・テスト・分析をワンストップで実行できます。

「AIロープレ」は、コンタクトセンターに特化したAIロープレサービスです。AIによりロープレと評価を最適化し、応対スキル向上をサポートします。

今回の資本業務提携により、PKSHA TechnologyはVideoTouchに対して4億円の出資を行い、両社の強みを活かしてプロダクトの強化と市場の拡大を目指します。

具体的には、VideoTouchが展開する「VideoTouch」と「AIロープレ」に、PKSHA Technologyの高度なAI技術や蓄積されたナレッジをかけ合わせ、ユーザー企業に対して、より高度で効果的な教育体験を低コストで提供することを目指します。


コンタクトセンターは、電話、メール、チャット、SNSなど、さまざまなチャネルを通じて顧客とコミュニケーションを取る窓口です。顧客からの問い合わせ、サポート、注文、クレームなどに対応します。

コンタクトセンターは顧客満足度に直結する業務であるため、研修によって業務のクオリティを向上させることが重要です。また、コンタクトセンターは精神的負担の強い業務であるため、研修によって業務の全体像を把握させ、自信を持たせることができれば、離職防止や定着率の向上にもつながるでしょう。

しかしながら、コンタクトセンターにおける研修にいくつかの課題があります。

たとえば、研修では多くの情報を一度に詰め込むことが多く、オペレーターが十分に内容を理解していないのに現場に出てしまう場合がある、座学中心の研修では実践との乖離があり、複雑な顧客対応ができない、研修担当者によって研修内容や質にばらつきがある、初期研修後のフォローアップが上手くいかず、スキル向上のための継続的なトレーニングができないといった課題が挙げられます。

VideoTouchは、こうした課題を解決するため、オンデマンド研修サービス「VideoTouch」や対話型研修AIサービス「AIロープレ」を提供しています。これらサービスの提供を通じ、コンタクトセンター運営の効率化と品質向上を支援しています。

企業・事業の成長には戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB DX 人材育成 生成AI 研修 資本業務提携 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
起業するには何から始める?誰でもできる起業の仕方や手続き【5ステップで解説】
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ナレッジ共有ツール「Qast」運営の「any」が6,500万円調達
2020年4月2日、any株式会社は、総額6,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 社内のナレッジ共有ツール「Qast(キャスト)」を運営しています。 Q&AとWikiにより、社内のナレ…
次世代電動モビリティメーカー「VERACITY」を運営する「Fellow Group」が資金調達
2022年10月24日、株式会社Fellow Groupは、資金調達を実施したことを発表しました。 Fellow Groupは、次世代電動モビリティメーカー「VERACITY」の運営や、システム開発事…
ブロックチェーンを活用した次世代型ファイルセキュリティシステム「JUGGLE」を提供する「Opening Line」が資金調達
2023年6月5日、株式会社Opening Lineは、資金調達を実施したことを発表しました。 Opening Lineは、次世代型ファイルセキュリティシステム「JUGGLE(ジャグル)」を提供してい…
総合的な家庭サポートサービス「東京かあさん」を運営する「ぴんぴんころり」が1.2億円調達
2023年5月23日、株式会社ぴんぴんころりは、総額1億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ぴんぴんころりは、総合的な家庭サポートサービス「東京かあさん」を運営しています。 “東京…
医療系専門人材を活用した医療・ヘルスケア事業支援を展開する「xCARE」が資金調達 
2022年5月19日、株式会社xCAREは、資金調達を実施したことを発表しました。 また、事業拡大に伴い、神戸医療産業都市内に神戸支社を設立したことも併せて発表しました。 xCAREは、医療業界の専門…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集