「事業承継・M&A補助金」公募要領(暫定版)が公開

subsidy

2025年3月31日、「事業承継・M&A補助金」の公募要領(暫定版)が公開されました。

今回公開された公募要領は暫定版であり、今後内容が変更になる可能性があります。

また、今回は専門家活用枠のみの募集となります。

専門家活用枠(買い手支援類型、売り手支援類型)

買い手支援類型(Ⅰ型)

事業再編・事業統合に伴い株式・経営資源を譲り受ける予定の中小企業等を支援する類型。

売り手支援類型(Ⅱ型)

事業再編・事業統合に伴い株式・経営資源を譲り渡す予定の中小企業等を支援する類型。

補助金額

補助上限額:600万円以内
上乗せ額(デューデリジェンスにかかる費用):+200万円
上乗せ額(廃業費):+150万円
補助率:対象経費の1/2または2/3以内


社会全体の高齢化が進む中、経営者の高齢化も加速しており、引退が増えることが予想されます。その結果、事業承継に関する適切な取り組みがますます重要となっています。事業承継が進まなければ、これまで積み上げられてきた貴重な経営資源やノウハウが失われ、経済全体に大きな損失をもたらす可能性があります。したがって、中小企業が保有する経営資源を次世代へとしっかりと引き継ぐことが必要です。

中小企業庁が発行した「2022年版 小規模企業白書」によれば、後継者不在率は2017年に66.5%でピークに達しましたが、その後はわずかに減少しているものの、2021年時点で依然として61.5%という高い水準にあります。これらの数字からも、事業承継は引き続き喫緊の課題であることが明らかです。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

カテゴリ 公募
関連タグ M&A 事業承継 事業承継・M&A補助金 助成金 専門家活用枠 補助金
詳細はこちら

「事業承継・M&A補助金」の公募要領(暫定版)が公開されました

事業承継手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

【中小機構】「中小企業省力化投資補助金」中小機構担当者によるポイントの解説
独立行政法人中小企業基盤整備機構は、Webページ「審査のポイントを省力化投資補助金の担当者に聞きました」を公開しました。 「中小企業省力化投資補助金」の活用にあたって、支援機関や事業者が抱える疑問につ…
【上限100万円】令和7年度「エイジフレンドリー補助金」
厚生労働省 令和7年度「エイジフレンドリー補助金」のご案内です。 高年齢労働者の労働災害防止のための設備改善や、専門家による指導を受けるための経費の一部を補助します。 1. 総合対策コース 補助対象 …
令和5年度「共同講座創造支援事業費補助金」
一般社団法人社会実装推進センターは、令和5年度「共同講座創造支援事業費補助金」の公募について発表しました。 企業等が、大学や高等専門学校等の高等教育機関において、特定の分野に係る高度人材を育成するため…
【最大500万円補助金】「観光地・観光産業における人材不足対策事業」3次公募
観光庁は、「観光地・観光産業における人材不足対策事業」の3次公募を開始することを発表しました。 宿泊業の人材不足解消に向け、設備投資などの効率化を通じ、人材の効果的な配置とサービス水準向上を強化する取…
【補助金上限100万円】令和6年度「経営継承・発展等支援事業」地域農業の後継者による経営発展の取り組みを支援(2次募集:9/9~11/8)
令和6年度「経営継承・発展等支援事業」のご案内です。 地域農業の担い手の経営を継承した後継者が、経営継承後の経営発展に関する計画(販路の開拓、新品種の導入、営農の省力化等)を策定し、同計画に基づく取組…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集