注目のスタートアップ

ストックオプションの発行・管理支援SaaS「Kachiluストックオプション」を運営する「BizDB」が3600万円調達

company

2025年3月10日、株式会社BizDBは、総額3600万円の資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、弁護士・会計士・司法書士・社労士を含む27名の士業です。

BizDBは、ストックオプションの発行・管理を支援するSaaS「Kachiluストックオプション」を展開しています。

企業と従業員の双方に最適化されたストックオプションの設計、発行、管理をワンストップでサポートします。

士業との連携強化によりアドバイザー機能を新たにリリースしました。

今回調達した資金は、マルチプロダクト化に向けた開発体制の強化や、マーケティング活動の拡充などに活用します。


ストックオプションは、株式会社において、役員・従業員があらかじめ定められた価格で、自社株式を購入できる権利を与える制度です。

役員・従業員は株価が高くなったときにストックオプションの権利を行使することで株価上昇分の利益を得ることができます。

とくにスタートアップにおいて、自社の知名度がまだない時期に優秀な人材を確保できる、従業員のモチベーションを維持・向上させられる、税制面で有利といったメリットがあります。

ストックオプション制度を導入する際は、制度の設計、法令・規則の確認、従業員への説明といったプロセスを踏む必要があります。とくに制度設計は複雑であり、メリットを最大化したり法的リスクを回避するには専門的な知識が必要となります。

そのため、ストックオプション制度の設計においては、公認会計士や弁護士などの専門家の力を借りることが一般的です。

こうした課題を解決するため、BizDBは、手間のかかるストックオプションの発行・管理をスムーズにするSaaS「Kachiluストックオプション」を運営しています。

株式会社BizDBのコメント

このニュースを受けまして、株式会社BizDB 代表取締役 今井隆太郎氏よりコメントが届きました。

今井隆太郎(いまい・りゅうたろう)
株式会社BizDB 代表取締役CEO
新卒でアクセンチュア株式会社に入社し、データサイエンス領域のプロジェクトに従事。その後株式会社DAPを創業し許認可関係のSaaSを展開、freee株式会社へ事業売却、同社へ入社。創業領域を中心としたプロダクト開発のマネージャを歴任。その後株式会社BizDB創業。

・今回の資金調達の目的は何ですか?

プレスリリースの「■資金調達の目的」に記載の通りです

・今後の展望を教えてください。

プレスリリースの「マルチプロダクト化に向けた開発体制の強化」に記載の通りです

・読者へのメッセージをお願いします。

これから起業をする方やスタートアップの方々にぜひ使っていただきたい便利なサービスを展開しています!SOに関するお悩みがあれば無料で相談を承っておりますので、お問い合わせください。

起業や経営では起業家・経営者だけでは解決できない問題や相談したいことが発生することがよくあります。その場合は専門家に相談することが重要です。創業手帳では無料で専門家の紹介を行っています。起業や経営にあたって不安や相談したいことなどがある起業家の方はぜひご活用ください。

また、起業家や専門家の生の声をもとに記事化した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」や、資金調達に特化した「資金調達手帳」も無料で発行しております。ぜひご活用ください。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB IPO SaaS スタートアップ ワンストップ 上場 支援 株式会社 発行 管理 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

在庫処分サービスの「Shoichi」が4億円調達
2019年10月10日、株式会社Shoichiは、4億円の資金調達を実施したことを発表しました。 法人専門の在庫処分サービスを提供しています。 買い取った在庫品を、自社運営のWebや実店舗(アパレル・…
服から服・ボトルからボトルへとリサイクルする「JEPLAN」が「東京海上日動火災保険」と資本業務提携
2022年8月24日、株式会社JEPLANは、東京海上日動火災保険株式会社と、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 JEPLANは、衣類を回収してリサイクルして新たな衣類をつくる「BRING…
住宅ローンのオンライン管理システム「CE Mortgage」を利用した全国保証による「Web審査サービス」がリリース
2022年8月26日、クレジットエンジン株式会社は、提供する「CE Mortgage」を利用した「全国保証Web審査サービス」が2022年9月1日にリリースされることを発表しました。 「CE Mort…
工場向けIIoT(インダストリアルIoT)サービスを開発・提供する「MAZIN」が4億円調達
2022年7月6日、株式会社MAZINは、総額4億円の資金調達を実施したことを発表しました。 MAZINは、工場向けIIoT(インダストリアルIoT)サービスを開発・提供しています。 具体的には、切削…
AI・ソフトウェア・ハードウェアを融合させたクロスソリューションを開発・提供する「ロビット」と「ツムラ」が資本業務提携
2023年2月20日、株式会社ロビットは、株式会社ツムラと、資本業務提携したことを発表しました。 ロビットは、AI・ソフトウェア・ハードウェアを融合させたクロスソリューションの開発・提供により、さまざ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集