注目のスタートアップ

ウェルネス/運動施設向けオールインワンマネジメントシステムを提供する「hacomono」が46億円調達

company

2025年1月22日、株式会社hacomonoは、総額46億円の資金調達を実施したことを発表しました。

hacomonoは、ウェルネス/運動施設向けオールインワンマネジメントシステム「hacomono」を提供しています。

リアル店舗における予約・決済や入会手続きを、顧客のPCやスマートフォンを用いたオンラインで完結し、店舗での事務手続きや支払手続きを削減するクラウドサービスです。

また、月謝の引き落としや未払い徴収などオペレーションの自動化も可能です。

今回の資金調達により以下の取り組みを進めます。
・カテゴリーリーダーとしてLayer Cake戦略の加速
・Fintech 新サービス拡充
・IoT x AI 新サービス拡充
・近接ドメインへのGo to Market
・新しいサービス・プラットフォーム群の投入
・M&A、グローバルの推進


予約システムは、受付や予約管理を効率化するだけでなく、顧客データを収集・活用してマーケティングに活かすことができるため、実店舗型ビジネスにおいて欠かせないツールのひとつとなっています。

従来のフィットネス施設やジムにおいてもオンライン予約システムは導入されていましたが、会員登録や決済、会員管理などの機能と統合されていないケースが多く、利用者にとっての利便性や業務効率化の面で十分な効果を発揮していませんでした。

たとえば、ジムを初めて利用する場合、電話で問い合わせた後に体験入会や見学を経て入会手続きに進む必要があります。また、入会手続きでは多くの場合、紙の書類に手書きで記入する方法が取られており、これが利用者の手間を増やすだけでなく、店舗側におけるデータの転記・登録作業という負担を生じさせています。

これらの課題を解決し、顧客満足度の向上を目指して、hacomonoは会員管理・予約・決済を一体化したシステム「hacomono」を提供しています。

また、2024年からFintech事業を開始し、月謝制店舗のお金にまつわる業務改善にも貢献しています。

事業の拡大には戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB Fintech ウェルネス オールインワン オペレーション オンライン クラウドサービス マネジメント 予約 店舗 手続き 株式会社 決済 自動化 資金調達 運動
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

不動産管理サービス「COSOJI」提供の「Rsmile」が不動産クラウド提供の「いい生活」と業務提携
2022年7月18日、Rsmile株式会社は、株式会社いい生活と、業務提携契約を締結したことを発表しました。 Rsmileは、不動産業界の管理業務と地域作業者・工務店をマッチングするワークシェアリング…
「アルトア オンライン融資サービス」初回利用時から即日融資が可能に
オリックス株式会社および弥生株式会社が共同で設立したアルトア株式会社が、「アルトア オンライン融資サービス」に新たに『eKYC』を導入し、初回利用時から即日融資が可能になりました。 「アルトアオンライ…
太陽光発電所再生事業の「ヒラソル・エナジー」が5億円超調達
2021年8月31日、ヒラソル・エナジー株式会社は、総額5億円超の資金調達を実施したことを発表しました。 東京大学発のIoT技術「PPLC-PV」(電流型電力線通信技術、Pulse Powerline…
途上国において中小零細事業向け小口金融サービスを展開する「五常・アンド・カンパニー」が70億円調達
2022年11月9日、五常・アンド・カンパニー株式会社は、総額70億円の資金調達を実施したことを発表しました。 五常・アンド・カンパニーは、5か国(カンボジア・スリランカ・ミャンマー・インド・タジキス…
ヒト神経作製技術や人工シナプス形成技術を有する「Jiksak Bioengineering」が8億円調達
2022年8月29日、株式会社Jiksak Bioengineeringは、総額8億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Jiksak Bioengineeringは、神経オルガノイド「Nerv…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集