令和7年度「既存建築物省エネ化推進事業」建築物の省エネ改修工事の提案募集を開始

subsidy

国土交通省は、令和7年度「既存建築物省エネ化推進事業」の提案募集の開始を発表しました。

既存建築物の省エネ化の推進及び関連投資の活性化を図るため、民間事業者等が行う既存建築物の省エネルギー性能の向上に資する改修等を支援しています。

主な事業要件

1. 外皮(窓、外壁等)の省エネ改修工事を行うもの。ただし、高機能換気設備を設置する場合は、換気経路の確保等の外皮改修で足りるものとし、断熱性能を高める躯体改修は必須としない。
2. 建物全体におけるエネルギー消費量が、改修前と比較して、20%以上の省エネ効果が見込まれる改修工事を行うもの(ただし、外皮の改修面積割合が20%を超える場合は、15%以上の省エネ効果とする)。なお、高機能換気設備の設置により、当該設備を設置する階のエネルギー消費量が改修前と比較して20%以上の省エネ効果が見込まれる場合には、当該階のみの改修工事を実施することも可能。
3. 改修後に一定の省エネルギー性能に関する基準を満たすもの。 など

補助額等

補助率:補助対象工事の1/3
補助限度額:5000万円/件(設備部分は2500万円)

応募期間

2025年4月18日(金)~2025年5月23日(金)


化石資源の使用は大量の温室効果ガスの排出につながっており、現在の気候変動の大きな要因といわれています。

また、化石資源は有限であり、将来的に枯渇するリスクを抱えています。さらに、採掘できる地域が限られているため、資源の偏在が起こり、自国で化石資源を確保できない国は他国からの輸入に依存せざるを得ず、安定供給に課題を抱えています。

こうした背景から、近年ではエネルギー使用量の削減や再生可能エネルギーの普及促進など、化石資源・化石燃料からの脱却が進められています。

建物は、快適な空間を維持するために空調などの設備を使用することで、膨大なエネルギーを消費しています。そのため、建物における環境対策の重要性が高まっています。

環境対策のひとつとして省エネルギー化があります。省エネルギー化は、コストパフォーマンスに優れているとされており、多くの建物で取り組みが進んでいます。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

カテゴリ 公募
関連タグ エネルギー オフィスビル 不動産 令和7年度 助成金 募集 国土交通省 建物 提案 改修 省エネ 省エネルギー 補助金 設備 設置 高機能
詳細はこちら

「建築物の省エネ改修工事」の提案募集を開始します!

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「観光振興事業費補助金(地域の魅力を後世に繋ぐサステナブルツーリズムコンテンツ高度化事業)」補助金
観光庁は「観光振興事業費補助金(地域の魅力を後世に繋ぐサステナブルツーリズムコンテンツ高度化事業)」に係る計画の公募を開始することを発表しました。 サステナブルツーリズム推進計画において個別事業の実施…
「地方創生プレミアムインバウンドツアー集中展開事業」特別な体験商品の創出を補助
観光庁は「地方創生プレミアムインバウンドツアー集中展開事業」の公募について発表しました。 より効果的に観光消費を拡大し、地域においてインバウンドの経済効果を波及させる観点から、地方公共団体・独立行政法…
公益財団法人PwC財団「助成事業2025年度秋期」
公益財団法人PwC財団は「助成事業2025年度秋期」の公募を開始しました。 公益財団法人PwC財団は、長期的な視点で持続可能な社会を実現するため、時代に即した重要な社会課題に対して、最先端の技術や従来…
長距離ワイヤレス給電技術の社会実装を目指す「エイターリンク」が20.6億円調達
2024年5月9日、エイターリンク株式会社は、総額20億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 エイターリンクは、米・スタンフォード大学発のスタートアップ企業です。 ファクトリーオート…
令和6年度「農山漁村振興交付金(農山漁村発イノベーション対策地域活性化型)のうち農山漁村情報発信事業(農業遺産及び世界かんがい施設遺産に関するシンポジウム等の開催)」追加公募
農林水産省は、令和6年度「農山漁村振興交付金(農山漁村発イノベーション対策地域活性化型)のうち農山漁村情報発信事業(農業遺産及び世界かんがい施設遺産に関するシンポジウム等の開催)」の追加公募について発…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集