注目のスタートアップ

商談解析ツール「amptalk analysis」を提供する「amptalk」が10億円調達

company

2024年12月4日、amptalk株式会社は、総額10億円の資金調達を実施したことを発表しました。

今回の資金調達により、累計調達額は14億円となりました。

amptalkは、電話・商談解析ツール「amptalk analysis」や、SFA/CRMへの商談記録をAIが支援する「amptalk assist」を開発・提供しています。

また、営業の人材育成を行うAIトレーニングツール「amptalk coach」(β版)のローンチも発表しています。

「amptalk analysis」は、IP電話やテレビ会議システムなどのコミュニケーションツールと連携し、商談・通話を自動で書き起こし・要約・解析するツールです。

今回の資金調達を通じ、業務効率化・人材育成などの領域でセールステックツールを複数展開し、マルチプロダクト戦略を加速させていきます。


コロナ禍を契機に、さまざまな企業の営業組織では、従来の訪問型営業から、テクノロジーを活用とした、内勤型の営業への移行が加速しています。

近年では、顧客がインターネットで商品情報を収集することが一般的になり、BtoBの購買プロセスも長期化しています。このような状況下で、顧客ごとに柔軟な対応が求められる営業活動の重要性が増しています。

セールスの高度化と組織の成長を支えるため、テクノロジーの活用が進んでいます。とくにAIは会話内容の可視化や数値化を可能にし、これまで困難だった業務の効率化を実現しています。

たとえば、商談では会話が重要な要素となっていますが、会話は定量化が困難であり、担当者の経験・スキルに依存することが営業組織の課題のひとつとなっていました。

AIはこの状況を大きく変えています。担当者の商談内容を可視化し、分析することで、どのような会話の成約率が高い・低いのかといったことを明らかにし、組織全体としての改善につなげることを可能にします。

営業は企業の売上を向上させるために必要な業務です。しかし、リソースの足りない創業期は、満足できる営業を行えないかもしれません。「冊子版創業手帳」では、少しでも営業の成功率を上げるため、営業ツールの導入や、販路開拓の方法などのノウハウを提供しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ AI BtoB CRM SFA オンライン コミュニケーションツール セールス ツール デジタル トレーニング 人材育成 会議 商談 支援 株式会社 自動 解析 資金調達 通話 電話
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業するには何から始める?誰でもできる起業の仕方や手続き【5ステップで解説】
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

お金のトレーニング・スタジオ「ABCash」展開の「ABCash Technologies」が9.5億円調達
2020年10月16日、株式会社ABCash Technologiesは、総額約9億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ミレニアル世代の女性向けのファイナンス・トレーニング・スタジ…
企業のメンタル・ヘルス課題を解決するクラウド・サービス提供の「メンタルヘルステクノロジーズ」が2.4億円調達
2020年4月27日、株式会社メンタルヘルステクノロジーズは、総額2億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 働き手のメンタル・ヘルス予防のためのクラウド・サービス「ELPISシリーズ…
「Plug and Play Japan」が「東芝」とIoT分野において“アンカー・パートナーシップ”を締結
Plug and Play Japan株式会社は、株式会社東芝とIoT分野でのアンカー・パートナーシップ契約を締結したことを発表しました。 Plug and Play Japanは、技術やアイデアを持…
AIメンタルパートナーアプリ「アウェアファイ」を提供する「Awarefy」が4億円調達
2024年12月11日、株式会社Awarefyは、総額約4億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Awarefyは、AIメンタルパートナーアプリ「アウェアファイ」を提供しています。 認知行動療法…
次世代X線カメラを開発する「ANSeeN」が5億円調達
2025年1月20日、株式会社ANSeeNは、総額5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ANSeeNは、静岡大学の技術である化合物半導体放射線センサーの製造技術をコアとして、2011年に設立…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集