創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2024年12月3日デザイン性とテクノロジーによる快適性を両立したハイエンドな別荘を提供する「NOT A HOTEL」がデットファイナンスにより105億円調達

2024年12月2日、NOT A HOTEL株式会社は、デットファイナンスにより総額105億円の資金調達を実施したことを発表しました。
今回の資金調達により、累計調達額は約223億円(エクイティ総額約105億円、デット総額約118億円)となりました。
NOT A HOTELは、世界的な建築家やクリエイターが手がけるデザイン性とIoTなどのテクノロジーによる快適性を両立したハイエンドな別荘を提供しています。
自分が購入した別荘だけでなく、すべての「NOT A HOTEL」を相互に利用できるネットワーク性を特徴としています。自宅・別荘のように資産として保有可能。相互利用可能な物件を毎年10泊単位からシェア購入できます。
創業から4年で、9拠点の販売開始・開業を実現しています。
別荘やリゾートマンションを購入すると、自由に利用できるという利点がありますが、不動産所得税や固定資産税などの税負担に加えて、維持管理も自身で行う必要があります。
また、利用していない期間は空き家となり、放火などのリスクが高まるほか、遊休資産として非効率になる可能性もあります。こうした背景から、別荘を所有する際には貸別荘として運営する方法が選択肢の一つになります。
リゾート地では、ハワイや沖縄などで「ホテルコンドミニアム」という形式が一般的です。これは、ホテルの客室を購入し、自分が使わない時期にはホテルとして貸し出し、賃料収入を得る仕組みです。
「NOT A HOTEL」は、別荘の所有権を販売し、未使用時にはホテルとして運営するモデルを展開しています。
また、建設前に販売を開始して売れたら着工する「着工前販売」、10泊単位で所有権を購入するシェア購入、オンライン完結による広告費削減、テクノロジーを活用した滞在体験、ロビーをなくして客室面積を最大化するといったことも特徴としています。
ビジネスの大きな成長のためには戦略的な資金調達が必要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるための方法など、資金調達のノウハウについて詳しく解説しています。
| カテゴリ | 有望企業 |
|---|---|
| 関連タグ | オーナー オンライン シェア ホテル メンバーシップ 不動産 共同 別荘 宿泊 株式会社 物件 資産 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2022年3月23日、株式会社FingerVisionは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 画像(カメラ)をベースに触覚を再現する触覚センシング技術の開発と実用化に向けた取り組みを行…
2025年2月25日、株式会社shizaiは、総額4億2000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 shizaiは、オリジナルパッケージ制作プラットフォーム「shizai」を開発・運営していま…
2022年5月17日、株式会社ウェルファーマは、「ナノCBD製剤」2種の開発と量産化に成功し、2022年5月24日(火)から国内でのサンプル供給と販売流通を開始することを発表しました。 ウェルファーマ…
2024年8月8日、株式会社JUKKIは、総額約1億5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 JUKKIは、企業の給与データベース「OpenMoney給与版」や、個人の資産形成に関するデー…
2023年9月8日、Spiral.AI株式会社は、総額約8億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Spiral.AIは、巨大言語モデル(LLM、大規模言語モデル)に関連した3つのサー…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

