注目のスタートアップ

プロジェクションマッピングなどデジタルコンテンツ事業を展開する「一旗」が「テレビ愛知」から資金調達

company

2024年7月1日、株式会社一旗は、資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、テレビ愛知株式会社です。

一旗は、デジタルコンテンツ事業や、デジタルコミュニケーション事業を展開しています。

デジタルコンテンツ事業では、プロジェクションマッピング、イマーシブミュージアム、3Dプロジェクションショー、3DCGアニメーション、VR/AR/メタバースなどのデジタルコンテンツのプロデュース・総合演出として、地方自治体や大手企業などさまざまなクライアントを対象にサービスを提供しています。

デジタルコミュニケーション事業では、プロモーションムービーや、ブランディング、キャンペーン、PRなどのコミュニケーション戦略全般を提供しています。具体的には、観光プロモーションムービーや、移住促進ムービー、アーティストのミュージックビデオなど、映像技術を活かしたコンテンツの企画制作を行っています。

テレビ愛知とは、2023年夏に「空間体感!動き出す浮世絵展 NAGOYA」を共同で企画制作し、浮世絵の世界に没入できる体感型デジタルアートミュージアムを展開しました。

今回の出資により、両社が連携して革新的な映像表現を追求し、斬新なデジタルアート空間を創出するなど、今後の両社の業務に大きなシナジーを生み出していく計画です。


近年、エンターテインメントや観光の領域では、体験型コンテンツの注目が高まっています。

体験型コンテンツとは、インタラクティブな体験やコンテンツへの没入を通して、消費者に体験を提供するコンテンツのことです。具体的には、作品の中に入り込んだり身体性が意識されるミュージアムや、触れた場所がインタラクティブに動くプロジェクションマッピング、焼き物体験といった文化体験などが挙げられます。

とくにプロジェクションマッピングなど、映像技術とテクノロジーを活用したデジタルコンテンツは集客力が高く、高い注目を集めています。

こうした状況下で一旗は、デジタル技術と文化観光資源を活かしたデジタルコンテンツのプロデュースを行っています。

企業・事業の成長には戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB XR エンターテインメント クリエイティブ コミュニケーション コンテンツ 動画 映像 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

法人プリペイドカード一体型経費精算サービス「Staple」を提供する「クラウドキャスト」が資金調達
2022年7月27日、クラウドキャスト株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社常陽銀行が出資するCVCファンド「Jレイズ投資事業有限責任組合」です。 クラウドキャストは、…
金融犯罪対策サービスを提供する「コンプライアンス・データラボ」が2億円調達
2025年4月8日、コンプライアンス・データラボ株式会社は、総額2億円の資金調達を発表しました。 コンプライアンス・データラボは、金融犯罪対策サービス「コンプライアンス・ステーション」シリーズを提供し…
太陽光発電開発事業などを展開する「エコスタイル」が「みずほリース」と資本業務提携
2023年3月1日、株式会社エコスタイルは、みずほリース株式会社と、資本業務提携に関する契約を締結したことを発表しました。 エコスタイルは、太陽光発電所用地の収集・開発から、EPC(設計・調達・建設)…
分散型エネルギーの接続問題を解決する「Public Power HUB」を展開する「EX4Energy」が1億円調達
2023年3月22日、EX4Energy株式会社は、1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 EX4Energyは、東京大学 生産技術研究所 野城智也教授・馬場博幸特任准教授の研究成果を活用し、…
CAEにAIと高性能計算技術を適用することでものづくりのプロセスを最適化する「科学計算総合研究所」が3億円調達
2021年11月17日、株式会社科学計算総合研究所(RICOS)は、総額約3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 CAE(Computer Aided Engineering)にAIと高性能計…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集