創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2024年4月23日令和6年度「コールドチェーンを支える冷凍冷蔵機器の脱フロン・脱炭素化推進事業」補助金

一般社団法人日本冷媒・環境保全機構は、令和6年度「コールドチェーンを支える冷凍冷蔵機器の脱フロン・脱炭素化推進事業」の公募について発表しました。
エネルギー起源二酸化炭素の排出抑制及び温室効果ガスであるフロン類の排出抑制のため、冷凍冷蔵倉庫、食品製造工場、並びに食品小売店舗におけるショーケースその他の脱炭素型自然冷媒機器を導入する事業に要する経費の一部を補助します。
補助金上限額
1事業者あたり5億円(フランチャイズ形態のコンビニエンスストアにあたっては2億5,000万円)
補助率
原則1/3以下
公募期間
2024年4月18日(木)~2024年5月24日(金)17:00
冷蔵庫や冷凍庫などの機器には、かつてはフロンという冷媒が用いられていましたが、その利用はオゾン層破壊と温室効果という環境上の問題から、先進国では20世紀に入ってから中止されました。
現在、フロンの代替として、ハイドロクロロフルオロカーボン(HCFC)やハイドロフルオロカーボン(HFC)などが採用されていますが、これらも同様に環境への悪影響が指摘されており、各国でその使用量の削減が進んでいます。
このような背景から、近年ではフロンを使用しないノンフロンの機器が開発され、市場に広く登場しています。これらの機器は、高い省エネ性能を持つものもあり、冷蔵庫などを取り扱う業者にとっては、コスト削減の手段としても有望です。
ただし、こうした機器の導入には相応のコストが伴うことが予想されるため、脱フロンや脱炭素化に取り組む企業は、「コールドチェーンを支える冷凍冷蔵機器の脱フロン・脱炭素化推進事業」などの補助金を上手に活用することが重要です。
起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。
また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。
ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。
| カテゴリ | 公募 |
|---|---|
| 関連タグ | 令和6年度 助成金 環境対応 環境対策 脱炭素化 補助金 |
公募の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
経済産業省は、令和5年度第2回「地熱発電の資源量調査・理解促進事業費補助金(理解促進事業に係るもの)」に係る補助事業者の公募を開始したことを発表しました。 地熱発電の導入を目的として地熱資源開発をして…
農林水産省は、協働事業計画に係る第1期公募について発表しました。 協働事業計画に係る承認規程に基づき、当面の間、先駆的な生産事業に係る協働事業計画を承認することにより、多様な取組を後押しします。 今回…
公益財団法人東京都中小企業振興公社は「デジタル技術を活用した先進的サービス創出支援事業」について発表しました。 デジタル技術を活用した先進的サービスの事業化に取り組む中小企業者等で東京都・公社・各種ビ…
令和6年度「出向起業補助金」のご案内です。 出向起業補助金は、経済産業省 令和5年度「大企業等人材による新規事業創造促進事業」に基づき、出向起業を活用して新規事業開発を行うにあたり、事業開発活動費用(…
「環境評価型私募債」のご案内です。 東京都が実施する補助金事業です。脱炭素に取り組む中小企業等が私募債を発行する際に必要となる費用の一部を都が補助します。 補助対象事業者 脱炭素化に取り組む都内中小企…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

