創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2024年2月8日クラウドセキュリティプラットフォームを提供する「Cloudbase」が11.5億円調達

2024年2月7日、Cloudbase株式会社は、総額11億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
Cloudbaseは、クラウドセキュリティプラットフォーム「Cloudbase」を提供しています。
パブリッククラウドを利用する際に発生する設定ミスや、サーバー・コンテナの脆弱性など、さまざまなクラウド上のリスクを可視化し、対策項目の優先順位付けや、対策の実施、その管理を一貫して行うセキュリティプラットフォームです。
今回の資金調達により、人材採用、技術・組織開発への投資を積極的に実施していきます。
パブリッククラウドとは、ITシステムに必要なインフラをクラウド環境として提供しているサービスです。
一般的にWebサービスやアプリを運営するにはサーバーが必要となりますが、そのクラウドサーバーとして利用されたり、企業のデータベース、ストレージ、開発環境のクラウド化など、さまざまな目的で利用されています。
パブリッククラウドは、導入コストの低さ、柔軟に利用しやすい、保守管理を自社で行う必要がない、スピーディに利用を開始できるといった利便性があり、デジタル時代において重要なITインフラとして広く普及しています。
こうした中で、クラウド環境でのリスクに対するセキュリティ対策であるクラウドセキュリティが重要となっています。
とくに、パブリッククラウドで発生する重大なインシデントの原因はユーザー側の設定ミスであることが多いため、こうした部分にどう対応するかが課題となっています。
パブリッククラウドでは利用者側の設定箇所が非常に多く、さらに複雑であることから、設定ミスを完全になくしたり、そのミスに気づくことが難しいという特徴があります。
こうした背景のもと、Cloudbaseは、企業の安全なクラウド運用を実現するセキュリティプラットフォーム「Cloudbase」を提供しています。
適切なセキュリティの構築ができず顧客や社会に損害を与えてしまうと大きな損失となるため、セキュリティ対策はコストと捉えるのではなく、事業活動・成長に必須のものと位置づけ、投資と捉えることが重要だと経済産業省は示しています。「冊子版創業手帳」では、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期に実施できるセキュリティ対策について詳しく伺っています。
また、セキュリティ対策を行うためには資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。
| カテゴリ | 有望企業 |
|---|---|
| 関連タグ | BtoB クラウド セキュリティ セキュリティ対策 プラットフォーム リスク 可視化 対策 株式会社 脆弱性 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2019年11月18日、株式会社Hacksiiは、資金調達を実施したことを発表しました。 3歳から始めるレシピのない料理教室「ハクシノレシピ」を運営しています。 専属講師が自宅を訪問し、子供を尊重しな…
2023年10月26日、株式会社Neautechは、総額約2億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Neautechは、伴走型のオンライン美肌治療サービス「ANS.(アンス)」を展開…
2022年8月16日、株式会社KOHIIは、総額2,750万円の資金調達を実施したことを発表しました。 スペシャルティコーヒーの魅力を届けるアプリサービス「KOHII」を開発・運営しています。 オリジ…
2024年10月22日、株式会社ギフトモールは、総額50億円超の資金調達を実施したことを発表しました。 ギフトモールは、オンラインギフトサービス「Giftmall(ギフトモール)」や、専属バイヤーが厳…
2020年7月28日、株式会社ZOYI Corporationは、コロナ禍の3月17日に2億5,000万円の資金調達を実施し、累計資金調達額が11億8000万円になったことを発表しました。 また、社名…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

