注目のスタートアップ

AIによる運用計画の自動最適化ソリューション「Optium」を提供する「ALGO ARTIS」が6.9億円調達

company

2023年9月6日、株式会社ALGO ARTISは、総額約6億9,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

ALGO ARTISは、AIによる運用計画の自動最適化ソリューション「Optium(オプティウム)」を開発・提供しています。

これまで熟練の技術者に依存していたアナログな運用計画を独自のAIによって自動で最適化し、収益改善、GHG排出量の削減、属人化の解消を実現するソリューションです。

配船計画、生産計画、タンク繰り、ロジスティクスなど、さまざまな最適化を実現します。

今回の資金は、「Optium」の技術基盤の強化、新規サービスの開発、優秀な人材の確保に充当します。


最適化とは、特定の目的を達成するために最適な計画やシステムを設計することです。

最適化はさまざまな領域で必要となります。

たとえば、物流では、顧客のもとに荷物を運ぶルートを最適化することで、燃料費の削減、作業時間の短縮、車両負荷の軽減などを図ることが可能です。

しかし多くの場合、こうした最適化は非常に複雑な計算が求められる作業であり、長く経験を積んだ人材でないと作業が行えないといった属人化や、最適化の精度が低いといった課題が生まれています。

近年、この最適化の属人化と高精度化のため、AIなどのテクノロジーの活用が進められています。

ALGO ARTISは、極めて複雑な運用計画に特化した計画最適化ソリューション「Optium」を提供し、人間では策定不可能なレベルの高収益・低リスクな計画の策定を支援しています。

AIなどの最先端の技術は、これまで非効率的だった業務の大幅な効率化を実現するなど、大きな革新をもたらしています。こうしたテクノロジーの活用は企業の利益を最大化するために重要な取り組みであるため、もし非効率的な業務があるのならば、最適なソリューションを探し、導入することが必要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらもご参考になさってください。

また、システムの整備においては資金調達が必要となることもあるでしょう。「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ AI BtoB ソリューション 最適化 株式会社 自動 計画 資金調達 運用
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
起業するには何から始める?誰でもできる起業の仕方や手続き【5ステップで解説】

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

植物性代替卵を開発する「UMAMI UNITED」が3.1億円調達
2025年10月27日、UMAMI UNITED株式会社は、総額3億1000万円の資金調達を発表しました。 UMAMI UNITEDは、植物性代替卵の研究開発に取り組んでいます。 加熱凝固性、気泡性、…
Webサイト多言語化の「Wovn Technologies」とデジタル・クリエイティブ・スタジオ「Sun Asterisk」が業務提携
2020年10月13日、Wovn Technologies株式会社は、株式会社Sun Asteriskと業務提携を開始したことを発表しました。 Wovn Technologiesは、Webサイト多言語…
スマートゴミ箱「SmaGO」を手がける「フォーステック」と「ゼンリンデータコム」「名古屋テレビ」が資本業務提携
2023年11月6日、株式会社フォーステックは、株式会社ゼンリンデータコム、名古屋テレビ・ベンチャーズ合同会社と業務提携を締結したことを発表しました。 またこれに先立ち、2023年9月15日に第三者割…
完全自動運転システムを開発する「Turing」が153億円調達
2025年11月17日、Turing株式会社は、総額152億7000万円の資金調達を発表しました。 Turingは、完全自動運転システムを開発しています。 環境認識から経路計画、運転制御までを単一のA…
医療データプラットフォーム「NEXT Stageシリーズ」などを提供する「TXP Medical」が24.6億円調達
2024年10月23日、TXP Medical株式会社は、総額約24億6000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 TXP Medicalは、急性期病院や自治体向けの医療データプラットフォーム…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集