【東京都】「中小企業サイバーセキュリティ向上支援事業」

subsidy

東京都は、令和5年度「中小企業サイバーセキュリティ向上支援事業」の参加企業を募集しています。

東京都は、ランサムウェアやエモテット等によるサイバー攻撃のリスクが高まっている昨今の状況を踏まえ、自主的なサイバーセキュリティ対策の実現を目指して、「令和5年度中小企業サイバーセキュリティ向上支援事業」を実施します。

この事業では、ウイルス対策ソフトやファイアウォールなどでは対応しきれない不正アクセス・侵入に対する防御に有効なセキュリティ機器(UTM)の導入に向け、その機能を無償で3ヵ月間体験できる機会の提供や、サイバーセキュリティに関する基本方針や社内規程の策定等を行い、SECURITY ACTION二つ星宣言までサポートを実施します。

また、自社のセキュリティ実態を調査し、専門家から必要な対策を指導・助言するセキュリティリスクアセスメント支援も実施します。

事業概要

事業申込企業の現在のセキュリティ状況に応じて下記の支援を実施します。

(1)社内のネットワークにおける不正な通信を検知・ブロックするセキュリティ対策機器(UTM)の導入支援を行うとともに、専門家を派遣し、社内のセキュリティポリシー策定をサポートする情報セキュリティマネメント指導
(2)企業におけるセキュリティに関する実態を調査し、専門家から今後の対策に向けて指導・助言するリスクアセスメント支援

事前説明会

第1回 日時 令和5年9月6日(水) 14時00分~15時30分(90分)
場所 東京都新宿区西新宿1-22-2 新宿サンエービル ビジョンセンター西新宿
プログラム 【第1部】中小企業のための効果的なセキュリティ対策とリスク管理セミナー
【第2部】東京都中小企業サイバーセキュリティ向上支援事業説明
第2回 日時 令和5年9月19日(火) 14時00分~15時30分(90分)
場所 東京都中央区八重洲1-8-16 新槇町ビル TKP東京駅カンファレンスセンター
プログラム 【第1部】ホワイトハッカーが語る、巧妙化するサイバー攻撃の脅威と企業が行うべきセキュリティ対策セミナー
【第2部】東京都中小企業サイバーセキュリティ向上支援事業説明
第3回 日時 令和5年10月3日(火) 14時00分~15時30分(90分)
場所 東京都立川市曙町2-12-1  曙ビル TKPスター貸会議室 立川
プログラム 【第1部】サイバー攻撃から中小企業を守るためのセキュリティ対策と復旧戦略セミナー
【第2部】東京都中小企業サイバーセキュリティ向上支援事業説明
開催形式 会場とオンライン(zoom)によるハイブリッド型
定員 各回 会場30名、オンライン100名
参加費 無料

競争力を確保するため、DX(デジタルトランスフォーメーション)やデジタル化を推進する企業が年々増加しています。これに伴い、企業・組織内で扱うデジタルデータの量も急速に増加しており、情報漏洩などのセキュリティインシデントやサイバー攻撃のリスクが高まっています。

「令和4年版情報通信白書」によると、2021年に観測されたサイバー攻撃関連通信数は、3年前と比較して3.7倍と大幅に増加しています。

こうしたサイバー攻撃は、重要なデータなどが眠っている大企業に集中していると思われがちですが、現在主流となっているサイバー攻撃であるランサムウェアの被害は、54%が中小企業となっています。つまり、中小企業においてもセキュリティ対策が重要であるということです。

しかし、中小企業はセキュリティ対策を推進するにあたって、予算不足、人材不足、ノウハウ不足などのさまざまな課題を抱えています。

したがって、「中小企業サイバーセキュリティ向上支援事業」などの支援を受けながらセキュリティ対策に臨むことが重要です。

適切なセキュリティの構築ができず顧客や社会に損害を与えてしまうと大きな損失となるため、セキュリティ対策はコストと捉えるのではなく、事業活動・成長に必須のものと位置づけ、投資と捉えることが重要だと経済産業省は示しています。「冊子版創業手帳」では、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期に実施できるセキュリティ対策について詳しく伺っています。

また、セキュリティ対策を行うためには資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ 公募
関連タグ ウイルス サイバーセキュリティ サイバー攻撃 セキュリティ セキュリティ対策 セミナー リスク 中小企業 対策 情報セキュリティ 支援事業 東京都
詳細はこちら

中小企業サイバーセキュリティ向上支援事業 サイバーセキュリティ対策の支援対象企業を募集します!

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「Glocalist」が資金調達 グローバルリスクマネジメントツール「Glocalist」を5か国でサービス提供開始
2023年2月8日、株式会社Glocalistは、資金調達を実施したことを発表しました。 また、「Glocalist」のベトナム・インド・タイ・インドネシア・マレーシア版、計5カ国でのサービス提供を正…
中小企業こそサイバーセキュリティ対策が必要!手口や被害などの実例から対策方法まで解説します!
世界情勢が不安定な時ほど、サイバー攻撃が増えることをご存知でしょうか。 経産省からも2月に「サイバー攻撃事案の潜在的なリスクは高まっている。各企業・団体においては、経営者のリーダーシップの下、サイバー…
起業家必見!横浜銀行が2021年12月から2022年2月にかけて創業セミナー「みらい海図」を開催
横浜銀行が、2021年12月から2022年2月にかけて「みらい海図」というオンライン創業支援セミナーを開催します。 経営、財務に関することはもちろんのこと人材育成や販路開拓に至るまで創業に必要なさまざ…
令和7年度予算「成長型中小企業等研究開発支援事業」 大学・公設試等と連携して行う研究開発等が支援対象
中小企業庁は、令和7年度予算「成長型中小企業等研究開発支援事業」の公募開始について発表しました。 中小企業者等が大学・公設試等と連携して行う、研究開発及びその事業化に向けた取組を最大3年間支援するもの…
中小企業に最大250万円支給へ 新たな給付金の方針が判明
政府は、新型コロナウイルス感染症により打撃を受けた中小企業に向けた新たな給付金について、地域・業種を限定せず最大250万円を支給する方針を固めました。 岸田文雄首相はコロナ禍の経済対策の柱のひとつとし…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集