注目のスタートアップ

エッジAIカメラソリューションを提供する「AWL」と「キヤノンマーケティングジャパン」が資本業務提携

company

2023年8月22日、キヤノンマーケティングジャパン株式会社は、AWL株式会社と資本業務提携契約を締結したことを発表しました。

AWLは、店舗向けのAI映像解析とコンサルティング力に強みを持ち、⾃⼰学習型AIモデルによる店舗内のヒト・モノの検知に特化したソリューションを提供しています。

キヤノンマーケティングジャパンは、ITソリューション事業における成長の中核として「Edgeソリューション」の強化を掲げ、そのひとつとして映像とAIを組み合わせた映像ソリューションを推進しています。

今回の提携により、AWLのAI映像解析と、キヤノンマーケティングジャパンが展開するネットワークカメラ、映像管理ソフトウェア、映像クラウドサービスを連携させた映像ソリューションを開発し、店舗向けDXの共創を進めていきます。


AIを利用した画像解析技術は、カメラという一般的な機械で、多様なデータの取得・解析を行えるという汎用性が特徴です。すでにさまざまな産業で活用され、デジタル化やDX(デジタルトランスフォーメーション)の中心的な技術として活用されている領域も多々あります。

AI画像解析は多様なソリューションを実現します。たとえば、警備業界における異常検知、インフラ業界におけるインフラ点検、小売業における店舗内を訪れた顧客の属性・行動の解析などが実現されています。

とくに小売業は、人手不足の深刻化や、消費者の価値観の変化によるモノが売れないという問題など複数の課題を抱えています。したがって小売業では、デジタル化・DXを実現し、業務効率化や事業の最適化・高度化を図っていくことが求められています。

AIカメラソリューションは、こうした店舗のデジタル化・DXにとって重要なテクノロジーであり、今後さらに成長していくことが予測されます。

IoTなどテクノロジーの活用は、業務効率化や省人化のために重要なものです。創業期はコストの面から多くのシステムの導入は難しいかもしれませんが、優先度の高いものから導入することで、創業期から効率的な業務を行うことができるでしょう。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っています。

また、大規模なシステム整備のためには資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ AI DX エッジAI カメラ クラウド ソリューション 店舗 映像 株式会社 解析 資本業務提携
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

商用EV車両の製造・販売を行う「EVモーターズ・ジャパン」が3.26億円調達
2022年4月28日、株式会社EVモーターズ・ジャパンは、総額3億2,600万円の資金調達を実施したことを発表しました。 2022年4月12日にも総額3億円の資金調達を実施しています。 EVモーターズ…
バーチャルライブ、メタバース、動画作成支援ツールを開発・運営する「VARK」が10億円調達
2023年5月11日、株式会社VARKは、総額約10億円の資金調達を実施したことを発表しました。 VARKは、エンターテインメント特化型メタバース「VARK」、3Dアバター向け動画作成支援ツール「VA…
オンラインゲームの経済圏を拡大させることでメタバースの実現を目指す「Meta Earth」が1億円調達
2022年3月29日、株式会社Meta Earthは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Meta Earthは、オンラインゲームの経済圏を拡大させることで本物のメタバースを実現するこ…
HR 共創プラットフォーム「PathosLogos」を開発・提供する「パトスロゴス」が19.5億円調達
2023年9月13日、株式会社パトスロゴスは、総額19億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 パトスロゴスは、HR 共創プラットフォーム「PathosLogos」や、大企業向けSaa…
クラウド在庫管理システム「zaico」を提供する「ZAICO」が2億円調達
2025年5月14日、株式会社ZAICOは、2億円の資金調達を発表しました。 ZAICOは、クラウド在庫管理システム「zaico」を開発・提供しています。 入出庫・発注・棚卸作業など、在庫管理業務の効…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集