注目のスタートアップ

子ども向けオンラインプログラミング教室「みらいいアカデミア」を開発・運営する「イノビオット」が6,000万円調達

company

2023年6月7日、株式会社イノビオットは、総額約6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

イノビオットは、子ども向けオンラインプログラミング教室「みらいいアカデミア」の開発・運営、子どものみらいを切りひらくメディア「みらいい」の運営を手がけています。

「みらいいアカデミア」は、プログラミング教育に必要な学びをすべて組み込んだカリキュラム、子どもがひとりで取り組むことができる設計、デジタルレッスン教材・ロボット教材を特徴とした子ども向けオンラインプログラム教室です。

今回の資金は、子どもがより学びやすい学習環境の構築や、金融教育、アントレプレナーシップ教育などの新たな領域での仕組みづくり、パートナーとの連携、利用者へのサポート体制の強化に充当します。


近年の先端技術の進展は、これまでに経験したことのない社会・産業構造の変化をもたらすと考えられています。また、気候変動、災害、国際紛争など、世界情勢の変化もますます激しさを増しています。

このような予測困難かつ急速に変化する時代を、Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の頭文字を取り、VUCAの時代と呼んでいます。

VUCAの時代では、大きな変化に対応し、持続可能な社会を築く能力が求められています。特に、次世代を担う子どもたちは、この能力を身につけることが重要だと考えられています。

従来の教育では、こうした新たな時代への対応が難しいため、文部科学省は新たな教育手法として、科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、アート(Art)、数学(Mathematics)の領域を重視するSTEAM教育を推進しています。

とくにICT領域は今後さらなる発展が期待されるため、デジタル時代に対応した教育として、小学校・中学校ではプログラミング教育が必修化されています。

しかしながら、このような教育の変革は最近の出来事であり、この変化に追いつくことができている家庭や教育機関と、そうでない家庭や教育機関の差が明確に存在しているという課題があります。

イノビオットは、子どもたちの次世代教育の機会格差を解消するために、オンラインプログラミング教室「みらいいアカデミア」を運営しています。さらに、金融教育やアントレプレナーシップ教育などの領域にも展開していく予定です。

教育や学習は企業の成長にとっても重要です。中でも読書は効率的かつコストパフォーマンスの良い学習方法のひとつであるため、創業期には大きな助けとなってくれるでしょう。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「オフィス移転手帳」では、書店員が選ぶ社員教育に使える本10選を紹介しています。

また、企業を成長させるには資金調達に関するノウハウもしっかりと身につけることが肝心です。「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウや、クラウドファンディングを成功に導くためのノウハウなど、さまざまな資金調達に関するノウハウを提供しています。無料で送付しているので、ぜひご活用ください。

カテゴリ 有望企業
関連タグ オンライン カリキュラム デジタル プログラミング プログラミング教育 プログラム レッスン ロボット 子ども 子供 学び 教材 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

不動産・建築DXプラットフォーム「PICKFORM」を開発・提供する「PICK」が資金調達
2024年8月26日、株式会社PICKは、資金調達を実施したことを発表しました。 この資金調達により、累計調達額は約5億円となりました。 PICKは、不動産・建築DXプラットフォーム「PICKFORM…
ノーコードでデータ連携を実現する連携アプリストア「SaaStainer」などを提供する「ストラテジット」が資金調達 
2023年8月28日、株式会社ストラテジットは、2023年1月17日付でHEROZ株式会社より、2.5億円の資金枠の調達について基本合意を行い、同時期に1億円の調達を行ったことを発表しました。第2弾と…
自然保全活動に対する資金循環を生み出す森林評価プラットフォームを構築する「sustainacraft」が9,000万円調達
2022年3月8日、株式会社sustainacraftは、9,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、インクルージョン・ジャパン株式会社の「ICJ2号ファンド」です。 東南アジア…
デジタルテクノロジーを用いたデザイン思考・手法を学べる設計者向けオンラインプラットフォーム「EMARF CONNECT」がローンチ
2022年6月10日、VUILD株式会社は、「EMARF CONNECT」をローンチしたことを発表しました。 「EMARF CONNECT」は、デジタルテクノロジーを用いたデザイン思考・手法を学び、実…
新たな青果流通システムの構築を目指す「アースサイド」が「滋賀銀行」とサステナブル評価融資の契約を締結
2022年11月21日、株式会社アースサイドは、株式会社滋賀銀行と、『しがぎん』サステナブル評価融資2億円の契約を締結したことを発表しました。 アースサイドグループは、持ち株会社アースサイドのほか、青…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集