注目のスタートアップ

AI・Web3技術を土台としたVTuberプロジェクト「IZUMO」を手がける「AnotherBall」が3億円調達

company

2023年5月17日、AnotherBall株式会社は、総額約3億円の資金調達を実施したことを発表しました。

AnotherBallは、AI・Web3時代のVTuberプロジェクト「IZUMO」を手がけています。

AI・Web3の技術を活用し、誰もが自分らしく生きることができる持続可能なプラットフォームの構築を目指しています。


VTuber(Virtual YouTuber)とは、生身の肉体ではなく、イラストや3Dモデルをアバターとしてライブ配信や動画コンテンツの投稿を行うYouTuberのことです。

すでにサブカルチャーのひとつのジャンルとして大きな地位を確立しています。

VTuberとして初めて活動を開始したのが「キズナアイ」であり、その活動開始時期は2016年12月です。

その後、VTuberのアバターを動かすためのアプリを開発・提供する、カバー株式会社、ANYCOLOR株式会社(旧:いちから株式会社)などのスタートアップが登場しました。両社はそれぞれ「ホロライブ」「にじさんじ」というVTuberプロジェクトを開始し、VTuberプロダクション事業を開始し、近年上場を果たすほどにまで成長しています。

また、VTuberはアバター・Webカメラ(スマートフォンカメラ)・マイクがあれば配信を開始でき、インターネット上で身元が拡散されるというリスクなく活動を行うことができることから、個人の配信者のひとつの形として定着していき、2022年には、日本のVTuberの人数が2万人を突破したという試算もあります。

VTuberはアバターを介して活動するものであるため、前述のように身バレのリスクを抑えることができるというメリットがあるほか、なりたい自分になれるというのも特徴のひとつです。

AnotherBallが始動した「IZUMO」プロジェクトの全貌はまだ明らかになっていませんが、どのようなプロジェクトとして展開されていくのか注目が必要です。

企業・事業の成長には戦略的な資金調達やシナジーのある企業などとの提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ AI VTuber Web3 アバター エンターテインメント プロジェクト ライブ配信 株式会社 資金調達 配信者
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

遊びの予約サイト「アソビュー!」などを運営する「アソビュー」が「静岡銀行」と資本業務提携
2022年5月30日、アソビュー株式会社は、静岡銀行と、業務提携契約を締結したことを発表しました。 アソビューは、遊びの予約プラットフォーム「アソビュー!」、観光・レジャー・文化施設向けSaaS、DX…
次世代の本人認証技術によるゼロトラスト型セキュリティサービスの実現を目指す「イニシャル・ポイント」が1.2億円調達
2022年12月15日、イニシャル・ポイント株式会社は、1億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、モバイル・インターネットキャピタル株式会社が運営する「MICイノベーション…
在宅ワーク特化型求人サイト運営の「アイドマ・ホールディングス」と広報PR指南・人材育成の「AGENCY ONE」が業務提携
2021年6月24日、株式会社アイドマ・ホールディングスは、株式会社AGENCY ONEと業務提携契約を締結したことを発表しました。 アイドマ・ホールディングスは、主婦のための在宅ワーク求人サイト「マ…
映像解析AIプラットフォーム運営の「フューチャースタンダード」が1.65億円調達
2019年10月10日、株式会社フューチャースタンダードは、総額1億6,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、東京理科大学イノベーション・キャピタルなどです。 また、東京理科大…
データサイエンスサービス展開の「DATAFLUCT」が2.5億円調達
2021年11月22日、株式会社DATAFLUCTは、総額2億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 業界ごとに特化したデータサイエンスサービスを開発し、必要とする企業に届けています。…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集