創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年2月9日ノーコードのガイド・ナビゲーションツールを提供する「テックタッチ」が日本政策金融公庫より2.5億円の新株予約権付融資を実行

2023年2月8日、テックタッチ株式会社は、日本政策金融公庫より新株予約権付融資として、2億5,000万円の融資を実行されたことを発表しました。
テックタッチは、ノーコードのガイド・ナビゲーションツール「テックタッチ」を提供しています。
Web上のあらゆるシステムに入力ガイドをノーコードで設置できるツールです。
この入力ガイドによってユーザーの操作・入力を正しく誘導することで、対クライアントサポートや社内問い合わせ対応などの業務負担を削減します。
主な機能は、システム上にステップバイステップの操作ガイドや入力ルールを示すツールチップを表示できる「デジタルガイド」、システム利用時の定形操作を自動化する「オートフロー」、ユーザーのシステム利用動向を可視化する「利用分析」の3つです。
今回の資金は、ビジネス開発と人材獲得に充当します。
ソフトウェアサービスの使い勝手・使い心地は、ユーザーが目的を達成できるか、あるいは継続的に利用できるかという点において重要な要素のひとつです。
長年蓄積されてきたUI/UXデザインのノウハウによって、より使いやすく直感的なデザインのサービスが増えていますが、それでも複数・複雑な機能を搭載するサービスの場合、目的の機能を見つけたり、入力したりすることが煩雑になってしまうことがあります。
サービス・システムを利用するにあたってマニュアルを読み込まなければ利用できなかったり、利用のたびにマニュアルを読まなければならないのであれば、ユーザーはサービス・システムを継続的に利用してくれないでしょう。さらに生産性が低下するようなことになれば、ユーザーは離脱することになります。
また、近年はDX(デジタルトランスフォーメーション)として、組織に新たなシステムを導入することも増えていると思いますが、システムを直感的に利用できるかどうかは、このDXの成功にも関わってくる部分です。
テックタッチは、Web上のあらゆるシステムにおいて、ガイドやナビゲーションをノーコードで設置することができるツール「テックタッチ」により、システム活用に関する課題解決に貢献しています。
創業期はさまざまなリソースが足りないことが多いため、必要に応じたシステムを導入し効率化を図ることが重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらもご参考ください。
| カテゴリ | 有望企業 |
|---|---|
| 関連タグ | SaaS Web Webサイト ガイド カスタマーサポート ナビゲーション ノーコード 問い合わせ 株式会社 融資 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2023年5月10日、株式会社CASTは、総額1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 熊本大学の研究成果である「ゾルゲル複合体圧電デバイス」技術を活用した耐熱性とフレキシブル性を有…
2022年6月15日、株式会社カンムは、新サービス「Pool」のリリースを発表しました。 「Pool」は、スマートフォンアプリから、年利1%のリターンを期待できる投資と、投資したお金を決済で使えるVi…
2024年2月16日、newmo株式会社は、総額約15億円の資金調達を実施したことを発表しました。 newmoは、ライドシェアサービスの実現のため、2024年1月に設立された企業です。 利用者視点に立…
2023年8月16日、株式会社iibaは、資金調達を実施したことを発表しました。 iibaは、子育て地図アプリ「iiba」を開発しています。 全国の子育て関連サービスや店舗(保育園・習い事・飲食店・地…
2022年8月17日、ひろさきLI株式会社は資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、CYBERDYNE株式会社と同社子会社が運営する「CEJファンド(サイバニクス・エクセレンス・ジャパン 1…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

