令和4年度「地域一体となった宿泊施設のDX人材育成に向けたアドバイザー派遣事業」

subsidy

観光庁は、令和4年度「地域一体となった宿泊施設のDX人材育成に向けたアドバイザー派遣事業」を実施します。

宿泊業の生産性・収益性向上を目的とし、複数の宿泊施設が一体となって観光関係事業者等と面的DXを推進するために、各種ITツールの導入及び活用・分析方法の検討、SNSを活用したマーケティング強化等について、DXアドバイザーの支援を得ながら内部人材の育成を図ることを目指す実証事業を行います。

対象の取り組み
以下の中から申請事業団体ごとに選択した取り組みを複数の宿泊施設(5施設以上)で地域一体となって実施する取り組み。
・情報発信手段の電子化(自社サイトの構築等)
・地域一括予約サイト等での直販
・自社サイト等での直販
・地域の面的 DX 化の推進につながる宿泊予約管理システム(PMS)の導入
・地域一体となったレベニューマネジメントの実施
・各種ITツールの導入(ビジネスチャット、キャッシュレス決済等)
・デジタルマーケティングの導入(Google アナリティクス活用等)
・人事・給与管理システムや会計管理システムの導入

支援対象経費の規模
・ 支援対象経費は、一つの申請事業団体につき1,000万円までを目安とします
・ アドバイザーへ支払う謝金は、1人あたり60時間/月、50万円/月を上限の目安とします

申請締め切り
2022年12月2日(金)17:00

経済産業省は、もし2025年までに日本企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)が成功しなければ最大12兆円/年の経済損失が発生する可能性があると指摘しています。これを2025年の崖といいます。

DXは、テクノロジーとデータの活用により企業を根本から変革し、競争優位性を確立する取り組みのことです。

観光業・宿泊業界においては、コロナ以前は高いインバウンド需要によって人手不足が課題となり、業務効率化とホスピタリティの向上を両立するための施策が求められていました。

DX・デジタル化は宿泊施設における業務効率化とホスピタリティの向上を同時に実現するものであり、感染症対策によって非対面でのサービスの提供が求められたことなどを背景に導入が進んでいます。

一方、宿泊施設ではDX・デジタル化に投資できる余裕がないことも多く、とくに地方の宿泊施設はデジタルに強い人材を獲得することができず、DXのを推進したくてもできないという状況に置かれていることも少なくありません。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

カテゴリ 公募
関連タグ DX DXコンサルティング アドバイザー デジタルトランスフォーメーション デジタル化 人材 宿泊施設 支援 育成 観光 観光庁
詳細はこちら

令和4年度 観光庁地域一体となった宿泊施設のDX人材育成に向けたアドバイザー派遣事業

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
起業するには何から始める?誰でもできる起業の仕方や手続き【5ステップで解説】
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

観光事業者向けタビナカDXプラットフォーム「Nutmeg」を提供する「NutmegLabs Japan」が5億円調達
2025年2月27日、NutmegLabs Japan株式会社は、総額約5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 NutmegLabs Japanは、旅行・レジャーの観光事業者向けのタビナカDX…
共創コミュニティプラットフォーム「Tailor Works」を提供する「テイラーワークス」が資金調達
2023年4月18日、株式会社テイラーワークスは、資金調達を実施したことを発表しました。 テイラーワークスは、共創コミュニティプラットフォーム「Tailor Works」を提供しています。 コミュニテ…
AIを活用し企業の意思決定を支援する「Deepcraft」が資金調達
2024年9月24日、株式会社Deepcraftは、資金調達を実施したことを発表しました。 Deepcraftは、AI・データ解析領域を起点に、企業の課題を解決し、成長力を高める支援を行っています。 …
「IT導入補助金2023」終了に伴う事業スケジュールが更新 補助金申請最終締切は2024年1月29日
「IT導入補助金2023」終了に伴う事業スケジュールの更新についてのご案内です。 「IT導入補助金2023」の交付申請、IT導入支援事業者・ITツール登録の最終締め切り日が決定されました。 締切以降は…
市場分析エージェント「ホテル番付」の導入に最大50万円の補助金が交付
株式会社空は、経済産業省が推進する「補正サービス等生産性向上IT導入支援事業」(IT導入補助金)にてIT導入支援事業者として採択されたことを発表しました。 これにより、空が提供する「ホテル番付」を宿泊…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集