注目のスタートアップ

国際物流プラットフォーム「Giho」運営の「Willbox」が7億円調達

company

2022年10月24日、Willbox株式会社は、総額約7億円の資金調達を実施したことを発表しました。

Willboxは、国際物流プラットフォーム「Giho」を運営しています。

大型貨物(工業製品)を扱う荷主企業と、データベース化された物流事業者を直接つなぐサービスです、

見積もり依頼から実物流まで一貫して管理し、人力で行っていたブッキングの自動化、工程管理やコミュニケーションのデジタル化により、国際物流を効率化します。

さらにコストデータは「Giho」に集約するため、簡単に分析することが可能です。

「Giho」にはコアテクノロジーとして「Giho Engine」を搭載しています。

「Giho Engine」は、梱包ロジックをシステム化したものです。梱包は国際物流の大型貨物輸送において、最上流工程であり、梱包サイズが決まることでその後の物流工程も決まります。

貨物に対して最適な梱包をスピーディに算出し、最適な物流事業者をマッチングすることで、効率的な国際物流を実現しています。

貿易では、荷主、海運・空運会社、税関、銀行、保険会社などさまざまな会社・人びとが関わっています。

荷主企業が海外へ品物を輸送する場合、荷物を運んでくれる物流事業者(キャリア)を探し、依頼する必要があります。

しかし国際物流ではさまざまな手続きが必要となり、専門的な知識も必要となるため、多くの場合は、貿易にまつわる実務を代行するフォワーダー(貨物利用運送事業者)に依頼することになります。

「Giho」は、このフォワーダーがマニュアルで行っていたことを自動化し、荷主企業と物流事業者を効率的にマッチングするサービスです。

これまでマニュアルで行っていたことを自動化するため、物流業務が効率化され、コストダウンを図ることができます。

また、物流事業者側の見積もり業務なども大きく効率化されるという特徴があります。

コロナ禍では国際物流が滞り、世界的に大きな混乱が生じました。こうした背景から、アナログで非効率的だった国際物流をテクノロジーによって効率化しようとする動きが活性化しています。

デジタル時代において企業を成長させるためには、最新のツールを活用し業務効率化を図ることが重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ データベース プラットフォーム 企業 株式会社 物流 荷主 貨物 貿易 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「サッポロホールディングス」と「サムライインキュベート」がビジネス・コンテストを開催
2019年7月18日、サッポロホールディングス株式会社は、株式会社サムライインキュベートと共同で、「サッポロビジネスコンテスト最終審査会」を開催したことを発表しました。 「サッポロビジネスコンテスト」…
IT人材育成の「トレノケートホールディングス」が「日税ビジネスサービス」と資本業務提携
2023年1月31日、トレノケートホールディングス株式会社は、株式会社日税ビジネスサービスと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 トレノケートホールディングスは、世界15の国と地域で、IT…
シェアサロン「SALOWIN」を展開する「サロウィン」が15億円調達
2023年8月31日、サロウィン株式会社は、総額15億円の資金調達を実施したことを発表しました。 サロウィンは、シェアサロン「SALOWIN」と、開業資金0円で美容室開業の夢を叶えられるサービス「AL…
上質な体験を提供する予約ECサービス「Otonami」を展開する「Japan Culture and Technology」が「クレディセゾン」と資本業務提携
2023年2月1日、Japan Culture and Technology株式会社は、株式会社クレディセゾンと資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 Japan Culture and Te…
PropTech特化のVC「デジタルベースキャピタル」が設立
株式会社デジタルベースキャピタルは、自社の設立と、PropTechに特化した最大10億円規模のファンドを組成したことを発表しました。 デジタルベースキャピタルは、PropTechスタートアップ・コミュ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集