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不動産業界向け商談支援サービス「DiSIM」を提供する「ディシム」が資金調達

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2022年9月16日、株式会社ディシムは、資金調達を実施したことを発表しました。

ディシムは、不動産商談支援サービス「DiSIM(ディシム)」を提供しています。

マンションなどの不動産販売における商談ツールのデジタル化と資料のペーパーレス化を実現する「DiSIM Base」、会員・一般顧客向けに情報を提供できる「DiSIM Mobile」、「DiSIM Mobile」のアクセス情報を解析する「DiSIM Score」の3つのサービスを提供しています。

また、今後も新たなユーザー体験創出のために新サービスをリリースする予定です。

今回の資金は、新サービスの開発、人材採用・育成、マーケティング・セールス、組織体制の強化に充当します。

新築マンションの販売では、モデルルームやマンションギャラリーで営業をかけ商談を行うことが一般的でした。

モデルルームやマンションギャラリーでは実際の部屋の仕様を確認しながら商談できるというメリットがあります。

コロナ禍では感染症対策のため、多くのデベロッパーでオンライン商談システムの導入が進みました。

オンライン商談では実際の部屋を見せられないため、部屋の写真や間取りなどの資料の提供や、ビデオ通話を快適に利用できるツールが必要となります。

「DiSIM」は、こうした不動産販売におけるオンライン商談に必要な機能を網羅したサービスです。

顧客向けには「DiSIM Mobile」を通じて、販売員と同様の機能・情報を提供でき、さらに最新ニュースやイベント情報なども配信できるため、オンラインならではの営業が可能となります。

コロナ後はマンションギャラリーにも顧客が戻ってくることが予測されますが、こうしたオンラインツールも併用し、さらに顧客に付加価値を届ける戦略が推進されていくことになりそうです。

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カテゴリ 有望企業
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