注目のスタートアップ

不動産の原状回復工事に特化したサービス「リモデラ原状回復」を提供する「REMODELA」が1.5億円調達

company

2022年8月26日、REMODELA株式会社は、総額約1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

REMODELAは、不動産の原状回復工事に特化したサービス「リモデラ原状回復」、内装工職人向け仕事探しアプリ「リモデラPRO」を開発・提供しています。

「リモデラ原状回復」は、Webシステムから簡単に原状回復工事を発注できるサービスです。また、室内写真や360度写真もWebシステムから確認できます。

2020年10月に、新アプリ「誰でも現地調査」の公開を予定しています。

「だれでも現地調査」は、「リモデラ原状回復」で蓄積された工事データから、専門知識がなくても見積もりができるアプリです。

アプリから質問の状況に答え、スマートフォンによって室内をスキャンするだけで見積もりが完成します。

アプリで作成した見積金額は、「リモデラ原状回復」を使って内装職人に直接依頼できます。現場管理費などの費用を削減でき、およそ20%のコスト削減効果が見込めます。

原状回復工事とは、賃貸物件や賃貸オフィスの入居者が退去したあと、クロスの張り替え、天井・壁・建具の塗装、フローリングの張り替え、照明器具の交換、必要な箇所のクリーニングなど、入居時の状態に戻すために行う工事のことです。

オーナー・不動産管理会社が工事業者に依頼して工事が行われますが、発注の際には、電話・FAX・メールなどで工事が必要となる部分を伝え、見積もりをとる必要があります。

この電話・FAXでの発注は非効率的であり、さらに窓口となる担当者が工事のスケジュールを把握することになるため、担当者が不在時のスケジュール確認ができないということも起こってしまいます。

「リモデラ原状回復」は、こうした発注業務を効率化し、スケジュールを可視化することで、原状回復工事の課題を解決することを目指しています。

REMODELA株式会社のコメント

このニュースを受けまして、REMODELA株式会社 代表取締役 福本拓磨氏よりコメントが届きました。

・今回の資金調達の目的は何ですか?

新アプリ「だれでも現地調査」の開発及びマーケティング費用です。

・今後の展望を教えてください。

現在、関西および首都圏の一部で提供しているリモデラ原状回復を日本全国へと広げていく予定です。

企業ではどうしても非効率的な業務が発生してしまいます。とくに創業期はさまざまなリソースが不足しているため、ノンコア業務に時間がとられてしまうと成長の機会を逃してしまう可能性もあります。そのため創業期にはシステムを厳選して導入することが重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備のノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ アプリ 不動産 工事 株式会社 現場 管理 見積 見積もり 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

抗体遺伝子を改変して作ったオリジナル抗体「Q-body」の社会実装を目指す「HikariQ Health」が6,500万円調達
2023年1月27日、株式会社HikariQ Healthは、総額6,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 HikariQ Healthは、抗体遺伝子を改変して作ったオリジナル抗体「Q-…
電気運搬船を開発する「パワーエックス」が41.5億円調達
2022年5月23日、株式会社パワーエックスは、総額41億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 電気運搬船「Power Ark」の開発や、大型蓄電池の製造・販売を展開しています。 「…
ゲノム編集技術などの品種改良技術×スマート養殖技術の「リージョナルフィッシュ」が20.4億円調達
2022年9月5日、リージョナルフィッシュ株式会社は、総額20億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ゲノム編集技術などを活用した超高速の品種改良技術とスマート養殖を組み合わせた次世…
地域スポーツ応援プラットフォーム「SOCIO」を運営する「スポーツネーション」が資金調達
2023年5月17日、株式会社スポーツネーションは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、三菱UFJ信託銀行株式会社です。 スポーツネーションは、北海道札幌市において、プロスポーツチームの…
電話解析AI「MiiTel Phone」などを提供する「RevComm」が15.8億円調達
2024年7月19日、株式会社RevCommは、総額15億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 RevCommは、電話解析AI「MiiTel Phone」、Web会議解析AI「Mii…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集