注目のスタートアップ

「Smart Laser & Plasma Systems」が2.31億円調達

company

2022年8月19日、株式会社Smart Laser & Plasma Systemsは、総額2億3,100万円の資金調達を実施したことを発表しました。

Smart Laser & Plasma Systemsは、化学プラントや製鉄などのプロセスにおける重要パラメーター(温度・濃度・含有元素など)をリアルタイム・非接触で可視化する独自技術を持つ徳島大学発ベンチャーです。

徳島大学出口研究室の研究成果である、最先端レーザー・プラズマ技術を応用した計測技術です。

各工程のリアルタイム可視化をベースに、効率化やプロセスの改善を実現するツールを提供します。

今回の資金は、産業現場での大規模な実証、製品化の加速に充当します。

化学プラントや製鉄プラントは産業の基盤となる重要な工業設備です。

一方で化学プラントなどでは、国内市場の縮小やグローバル化などによって新たな建設・増資などの投資がされることはなく、既存の経年劣化が進む設備を延命しながら使用するしかない状況にあります。

そのため、生産能力を最大化させつつ、安全に運用していくための仕組みや技術が必要となっています。

しかし化学プラントは高温・低温・高圧などの厳しい環境にさらされることが多く、一般的に利用されているセンサーなどは活用することができない状況にあるため、各プロセスにおいて正確なデータを取得することが難しいという課題を抱えています。

Smart Laser & Plasma Systemsは、非接触で各工程の状況をリアルタイムに可視化する技術をベースとしたツールの提供により、これらの課題解決を目指しています。

ICTは様々な業務を効率化してくれます。「冊子版創業手帳」では、社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらもご参考ください。

カテゴリ 有望企業
関連タグ データ ブランド プロセス リアルタイム レーザー 効率化 可視化 改善 資金調達 非接触
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

オーダーメイドの生成AIチャットシステムを提供する「カサナレ」が4,000万円調達
2023年7月6日、カサナレ株式会社は、約4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 カサナレは、企業向けの生成AI導入支援と、各社専用にカスタマイズ可能な生成AIチャットシステム「Kas…
コミュニティの設計・運営をデザインとテクノロジーによって支援する「station」が資金調達
2024年4月10日、station株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 stationは、場・コミュニティを設計・運営する事業などに向け、コミュニティデザイン、ブランディング、システム…
SRE特化型コンサルティング事業「Sreake」などを展開する「スリーシェイク」が7.48億円調達
2022年6月7日、株式会社スリーシェイクは、総額7億4,800万円の資金調達を実施したことを発表しました。 スリーシェイクは、SRE特化型コンサルティング事業「Sreake(スリーク)」や、セキュリ…
業務プロセスを最適化するAIソリューションを提供する「BLUEISH」が資金調達
2025年2月17日、株式会社BLUEISHは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、スタートアップ企業支援に強みを持つ株式会社ディ・ポップスグループです。 BLUEISHは、すべての業務…
設計事務所がタッグを組むマッチングサービス「アーキタッグ」などを展開する「青山芸術」が1.2億円調達
2023年10月3日、株式会社青山芸術は、総額1億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 青山芸術は、設計事務所がタッグを組むサービス「アーキタッグ」、こだわりの家をつくりたい方やデザ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集