注目のスタートアップ

さまざまなSNSマーケティングに対応したキャンペーンツール「OWNLY」を提供する「スマートシェア」が資金調達

company

2022年7月29日、スマートシェア株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

スマートシェアは、さまざまなSNSマーケティングに対応したキャンペーンツール「OWNLY」を提供しています。

SNSマーケティングにおける、投稿キャンペーン、くじ引き型キャンペーン、レシート投稿、投票型キャンペーン、エントリー型キャンペーン、クイズ・診断、Twitterのフォロー&リツイートキャンペーン、Instagramのコメントキャンペーンを定額・回数無制限で実施できます。

また、ファンが作ったコンテンツを販売戦略に活用するUGCマーケティングを支援する機能として、ハッシュタグやメンションによりSNS上の投稿を自動収集する機能、SNSを投稿をWebサイトに埋め込み表示する機能、投稿の利用許諾をシステムで管理するための機能も提供しています。

キャンペーン施策の企画、予算・目標に応じた広告運用の最適化、当選者連絡・商品の送付などの事務局業務なども支援しています。

キャンペーンとは、商品の認知や購入などを目的とした販売促進のための施策のことです。

たとえば、シリーズ商品の総選挙や、ビールについているシールを集めて応募することで、肉や家電などが当たるプレゼントキャンペーンなどの事例があります。

このキャンペーンをSNS上で展開するものをSNSキャンペーンといいます。

SNSキャンペーンには、企業・商品のアカウントをフォロー&拡散したり、商品を購入して写真をアップロードしたり、アンケートに答えたりすることでプレゼントに応募できるキャンペーンなどさまざまなものがあります。

SNSキャンペーンは比較的低予算で認知拡大・集客できることが大きなメリットですが、単純なプレゼントキャンペーンでは、プレゼントに応募するためにフォローするというユーザーが多いため、ブランドへの熱量が低い人が集まるというデメリットも抱えています。

そのため、集めたユーザーのエンゲージメントを向上させるような仕組みとセットで行うか、熱量の高いユーザーを集めるためユーザー参加型のキャンペーンを行うといった施策が重要です。

ユーザー参加型のキャンペーンでは、UGC(ユーザー生成コンテンツ)という、ユーザーが投稿した感想や写真・動画をどう活用するかが重要です。

SNSのアカウントは無料で作成できるものがほとんどであるため、SNSマーケティングは比較的低予算からはじめられる、コストパフォーマンスの高いマーケティングのひとつです。創業期などコストの問題から大規模なマーケティングの実施が難しい時期でも取り組める施策です。またSNSアカウントを育てていくことで、将来的に大きなリターンが得られる可能性もあります。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、ネットでのPRノウハウや、SNSの活用方法などについて詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ Instagram SNSマーケティング マーケティング 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

IoTビルオートメーションシステム「BA CLOUD」を展開する「cynaps」が3億円調達
2025年6月17日、cynaps株式会社は、総額3億円の資金調達を発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は約5.9億円となります。 cynapsは、IoTビルオートメーションシステム「BA…
独自冷凍技術により地域のパン屋さんと消費者をつなぐ「パンフォーユー」が資金調達
2021年2月8日、株式会社パンフォーユーは、資金調達を実施したことを発表しました。 また、株式会社ギフティとは、資本業務提携契約を締結しています。 パンフォーユーは独自開発の冷凍技術を活用し、個人向…
クラウドファンディングサービスなど運営の「READYFOR」が17億円調達
2022年7月13日、READYFOR株式会社は、総額17億円の資金調達を実施したことを発表しました。 READYFORは以下のサービスを展開しています。 ・クラウドファンディングサイト「READYF…
上空シェアリングサービス「sora:share」などを手がける「トルビズオン」がデッドファイナンスによる資金調達を実施
2023年6月23日、株式会社トルビズオンは、日本政策金融公庫 福岡西支店 国民生活事業から融資による資金支援を受けたことを発表しました。 トルビズオンは、上空のシェアリングサービス「sora:sha…
アスリート・体育会に特化した人材紹介・就職支援サービス「アスリートエージェント」などを運営する「アーシャルデザイン」が資金調達
2022年8月30日、株式会社アーシャルデザインは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、米国のペガサス・テック・ベンチャーズや、ユナイテッド株式会社、株式会社エアトリです。 アーシャルデ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集