注目のスタートアップ

スマートホームサービス「SpaceCore」を提供する「アクセルラボ」が3.5億円調達

company

2022年7月22日、株式会社アクセルラボは、3億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、大東建託株式会社です。

アクセルラボは、スマートホームサービス「SpaceCore(スペース・コア)」を提供しています。

ホームIoT機器の連携・自動化・遠隔操作を実現するスマートホーム機能、物件のオーナーと居住者との契約などを効率化するリレーション機能、家の掃除や料理代行など地域に関する生活サービスを利用できる生活サービス機能を備えています。

これら機能を一元化し、事業者と居住者双方が活用できるクラウドサービス/アプリとして提供しています。

今回の資金は、「SpaceCore」とIoTエンジンの機能拡充に係る開発資金・連携デバイスの調達資金、人材採用、運転資金に充当します。

スマートホームとは、ネットワークに接続された家電やIoT機器を活用することで、日常生活を便利にしたり、防犯性などを向上させるシステムのことです。

家電などがネットワークに接続されることで、たとえば家の鍵・エアコン・照明などをスマートフォンから操作することが可能になります。

一方で、従来のスマートホーム製品はそれぞれのデバイスが独立していたため、鍵の施解錠・エアコンの操作・照明のオンオフなどはそれぞれの専用アプリから操作していました。

これでは通常の家電などの操作がスマートフォンに置き換わっただけで、本質的な利便性の向上にはつながりませんでした。

この課題を解決するため、さまざまな家電・IoT機器を一括管理するためのプラットフォームが登場しました。

アクセルラボが提供する「SpaceCore」は、こうしたスマートホームプラットフォームのひとつであり、20種類以上のスマートホームデバイスと18社の住宅設備メーカーと連携していることを特徴としています。

こうしたスマートホームプラットフォームでは、玄関のセンサー・カメラ・鍵を組み合わせることで、子どもが帰宅した瞬間に親のスマートフォンに通知される、といったことが可能となります。

スマートホームは在宅介護などでも活用でき、今後さらに市場が拡大していくと予測されています。

デジタル時代において企業の利益を最大化させるためには、IoTなどのテクノロジーを活用することが重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらもご参考ください。

カテゴリ 有望企業
関連タグ サービス スマートホーム 不動産 住宅 株式会社 生活 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

AIセキュリティサービス「AutoPrivacy AI CleanRoom」などを提供する「Acompany」が11億円調達
2025年5月14日、株式会社Acompanyは、総額約11億円の資金調達を発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は約21億円となります。 Acompanyは、秘密計算に関連した製品・技術と…
AI真贋鑑定サービス「フェイクバスターズ」を運営する「IVA」が8億円調達
2023年8月9日、IVA株式会社は、総額約8億円の資金調達を実施したことを発表しました。 IVAは、AI真贋鑑定サービス「フェイクバスターズ」を運営しています。 多彩な経歴を持つ鑑定チームと最新鋭の…
eスポーツのオンライン大会プラットフォーム提供の「JCG」が5.7億円調達
2020年1月23日、株式会社JCGは、総額5億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 eスポーツのオンライン大会プラットフォーム「JCG」の運営や、eスポーツ大会の企画・運営などを行…
“難消化性でんぷん(レジスタント・スターチ)”開発の「スマートスターチ」が資金調達
2019年7月19日、スマートスターチ株式会社は、事業を開始したこと発表しました。 また、事業開始にともなう運転資金の確保を目的とした資金調達を実施したことを発表しました。 スマートスターチは、食べた…
会話サマリーAI電話「ピクポン」を提供する「pickupon」が2.4億円調達
2022年6月15日、pickupon株式会社は、総額2億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 pickuponは、会話サマリーAI電話「pickupon(ピクポン)」を開発・提供し…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集