注目のスタートアップ

店舗マネジメントツール「はたLuck」提供の「HataLuck and Person」が8億円調達

company

2022年7月14日、株式会社HataLuck and Personは、総額8億円の資金調達を実施したことを発表しました。

HataLuck and Personは、小売・飲食・サービス業に特化した店舗マネジメントツール「はたLuck」を提供しています。

本部・店舗・シフトワーカーをつなぎ、これまで別々のツールで管理されていた、コミュニケーション・教育・シフト作成・評価をオールインワンで提供することにより、包括的・即時的なリモートマネジメントを実現するサービスです。

今回の資金は、セキュリティー面の大幅強化、企業を跨いだ情報共有を実現する高度なコミュニケーション機能などの開発に充当します。

飲食店など多数の店舗を抱えるサービス業では、メインとなるスタッフがシフト制のアルバイトやパートタイマーであることがほとんどです。

このような業界には共通した課題がありますた。たとえば、正確な情報共有が難しい、シフト作成に負担・時間がかかる、サービスの質を均一化することが難しいなどが挙げられます。

これらの課題は、コロナ禍によってスーパーバイザーやエリアマネージャーなどの社員が店舗に赴くことが難しくなり、さらに大きな課題として認識されています。

そのため、店舗の課題を洗い出し課題の改善をくり返していく、店舗マネジメントの重要性が高まっています。HataLuck and Personは、オールインワンの店舗マネジメントツール「はたLuck」の提供によりサービス業が抱える共通の課題を解決することを目指しています。

具体的には、シフト作成・管理から、情報共有、データマネジメントなどをオールインワンで提供することで、店舗の改善につながるPDCAサイクルを回し、店舗オペレーションが円滑にいくための環境づくりを支援しています。

今回の資金調達により、より大きな規模のサービス業でも安心して利用できるような機能の開発に注力する方針を明らかにしています。

創業期はなにもない状態からはじまるため、最新のシステムを導入するのにうってつけです。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備について詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ コミュニケーション サービス ツール マネジメント リモート 小売 店舗 株式会社 資金調達 飲食
飲食開業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
起業するには何から始める?誰でもできる起業の仕方や手続き【5ステップで解説】

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

高齢入院患者のせん妄の発症リスクを予測するAI医療機器を開発する「Delispect」にBD Fundが出資
2025年8月6日、ヘルスケア・ライフサイエンス領域に特化したインキュベーション型ベンチャーキャピタルであるBD Fund株式会社は、Delispect株式会社に出資したことを発表しました。 Deli…
法律専門書や資料を横断的に検索・閲覧できる「LEGAL LIBRARY」正式版がリリース
2019年12月9日、株式会社Legal Technologyは、「LEGAL LIBRARY(リーガルライブラリー)」の正式版をリリースしたことを発表しました。 「LEGAL LIBRARY」は、信…
特注建設部材の調達サービスを展開する「BALLAS」が1億円調達
2022年5月10日、株式会社BALLASは、総額約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 BLLASは、特注建設部材の調達サービス「BALLAS」を展開しています。 施工現場で使用する特注の…
コーディング不要の株価予測アルゴリズム開発機能「アルゴジェネレーター」がリリース
株式会社SmartTradeは、「QuantX Factory」において、「アルゴジェネレーター」をリリースしたことを発表しました。 「QuantX Factory」は、エンジニア向け株式投資アルゴリ…
「DRONE FUND」がエアモビリティを活用したマラリア対策事業やラストマイル配送などに取り組む「SORA Technology」に出資
2023年3月15日、DRONE FUNDは、3号ファンドを通じてSORA Technology株式会社に出資を実行したことを発表しました。 SORA Technologyは、ドローンを中心としたエア…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集