創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2022年5月27日総合ITベンダー「インテック」がドローン・ロボットソリューションを提供する「ブルーイノベーション」と業務・資本提携

2022年5月26日、株式会社インテックは、ブルーイノベーション株式会社と、業務・資本提携契約を締結したことを発表しました。
インテックは、TISインテックグループのシステムインテグレーターです。
ブルーイノベーションは、ドローン・ロボットの遠隔制御・統合管理を実現するプラットフォーム「Blue Earth Platform(BEP)」を軸に、点検・物流・オフィス・教育の分野でソリューションを開発・提供しています。
今回の提携により、以下の3点に取り組みます。
・インテックのソリューションと「BEP」を組み合わせたビジネスの共創
・ブルーイノベーションが有するドローン業界の知識と、インテックが有する顧客基盤を活かした共同マーケティングの実施
・両社の顧客に対するお互いのソリューション・サービスの販売と、個別システムの企画・開発
第1弾として、物流業界を対象に倉庫内での棚卸と搬送業務のロボット化・自動化を進めていきます。
—
国内ではインフラの老朽化と深刻な人手不足が重なり、現場の省人化が喫緊の課題となっています。
ドローンは人の手では作業できない場所でも点検・作業を行うことができるため、こういった現場での点検・作業などにおける活用が進んでいます。
ドローンは荷物の輸送・配達、災害現場などでの情報収集の活用も想定されており、将来的に様々な課題を解決してくれるものとして期待されています。
また、工学の分野ではロボットについても活用が大きく進んでいます。
製造業や物流倉庫も人手不足が深刻なのですが、工場や倉庫などの現場での生産性の向上や省人化のため、AIを活用した自動で動くロボットである自律ロボットの導入が進んでいます。
一方で、AIを活用したドローン・ロボットは、まだその動きや判断において柔軟性に欠けるところがあります。
そのため工場などで自律ロボットを導入する際には工場・現場の環境をロボットが動きやすいように整える必要があり、それが導入の際の大きなハードルとなっています。
ブルーイノベーションは、複数のロボット・ドローンを協調・連携させて複雑な業務を達成させることができるプラットフォーム「BEP」を構築しています。
今回のインテックとの連携により、さらにロボット・ドローンを様々な産業へと導入していき、DXに貢献していくことになるでしょう。
ロボットなどの研究開発には潤沢な資金が必要となります。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。
| カテゴリ | トレンド |
|---|---|
| 関連タグ | IT イノベーション ソリューション ドローン ロボット 株式会社 資本提携 |
トレンドの創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2024年7月3日、ONE株式会社は、総額2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ONEは、BeReal交換アプリ「BeMatch.」を運営しています。 BeRealは1日1枚の写真を友達とシ…
2023年8月31日、C2C Platform株式会社は、総額約3億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 C2C Platformは、ダイレクトマッチングサービスを展開する事業者に対…
2025年2月10日、ヴィタリテ株式会社は、5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社ポーラ・オルビスホールディングスです。 ヴィタリテは、産後ケア施設「ヴィタリテハウス…
2023年1月26日、株式会社クリーンエナジーコネクトは、総額9億円の資金調達を実施したことを発表しました。 クリーンエナジーコネクトは、RE100参加企業などに向けたグリーン電力(再生可能エネルギー…
2022年8月5日、株式会社findは、総額4,150万円の資金調達を実施したことを発表しました。 findは、落し物クラウド「find(ファインド)」を開発しています。 落とし物にまつわる課題を解決…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
