注目のスタートアップ

マーケティング領域のプロ人材と企業のマッチングサービス「キャリーミー」提供の「Piece to Peace」が3.5億円調達

company

2022年5月17日、株式会社Piece to Peaceは、総額約3億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

Piece to Peaceは、マーケティング領域を中心としたプロ人材と企業のマッチングサービス「キャリーミー(CARRY ME)」を運営しています。

30分の打ち合わせで課題をヒアリングし、条件にマッチした優秀なプロ人材を紹介するサービスです。

大手企業出身者やスタートアップのCXO経験者といったハイレベルな人材を紹介すること、求人作成・登録者のスクリーニング・面談調整といった業務をすべて代行することなどを特徴としています。

プロ人材にはメンバーとして稼働してもらうだけでなく、若手社員の育成や、外注先・クライアントとの折衝などを担当してもらうことも可能です。

今回の資金は、ダイレクトリクルーティングシステムの開発スピードの加速、ブランディング・認知拡大のための施策、既存事業の拡大、新規事業の創出などに充当します。

ビジネスの環境が大きく変化し、柔軟な経営やサービスのリリースサイクルの加速などが求められている状況で企業を成長させていくには、優秀な人材が必要となります。

しかし、様々な業界で人手不足が深刻な課題となっている環境では、即戦力となる優秀な人材の獲得は非常に難しいことです。

高度なスキルと経験を持つプロフェッショナルな人材をプロ人材と呼びます。こういったプロ人材は、実は転職市場ではなく、特定の企業に属さず、独立して仕事を行っているケースが多くなってきています。

そのため、新時代において企業を成長させていくためには、こういった外部のプロ人材を活用することが重要であるという認識が高まっています。

政府による「プロフェッショナル人材事業」の実施もあり、全国的にプロ人材を活用できるような仕組みの構築も進められています。

特に地方は首都圏よりもプロ人材が少ないため、「キャリーミー」などのプラットフォームを積極的に活用していくことが肝心です。

企業の成長には優秀な人材の獲得が欠かせません。しかし創業期はどのように採用活動を行えばよいのかわからない場合があるでしょう。「冊子版創業手帳」では、創業期の人材採用ノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ プロ人材 マーケティング マッチング 人材 企業 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

音声アドネットワーク「Audiostart」を展開する「ロボットスタート」が資金調達
2023年9月5日、ロボットスタート株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 これにより、累計調達額は4.65億円となっています。 ロボットスタートは、音声アドネットワーク「Audiosta…
金融犯罪対策サービスを提供する「コンプライアンス・データラボ」が2億円調達
2025年4月8日、コンプライアンス・データラボ株式会社は、総額2億円の資金調達を発表しました。 コンプライアンス・データラボは、金融犯罪対策サービス「コンプライアンス・ステーション」シリーズを提供し…
宇宙用汎用作業ロボット開発の「GITAI Japan」が18億円調達
2021年3月1日、GITAI Japan株式会社は、総額18億円の資金調達を実施したことを発表しました。 宇宙用汎用作業ロボットを開発しています。 このロボットは、宇宙ステーション船内外の作業や、軌…
「TAILBONE」がオンライン・ストア開発受託サービスをリリース
2021年3月17日、株式会社TAILBONEは、オンライン・ストア開発受託サービスを2021年3月17日から開始することを発表しました。 Shopify(ショッピファイ)上においてオンライン・ストア…
風況観測・シミュレーション・解析事業展開の「レラテック」が資金調達
2021年11月24日、レラテック株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 風況観測、風況シミュレーション、風況解析事業を展開しています。 風況観測事業では、風力発電事業において必要となる風…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集