注目のスタートアップ

子育て医療アプリ「あんよ」提供の「ジークス」が4,300万円調達

company

2022年3月16日、ジークス株式会社は、総額4,300万円の資金調達を実施したことを発表しました。

子育て医療アプリ「あんよ」を開発・提供しています。

新生児・乳児期の赤ちゃんを育てる母親の日常的な悩みに対し、現役小児科医が作成したQ&Aと小児科医に直接質問できるダイレクトQ&Aサービスを提供し支援することを目的としたアプリです。

今回の資金は、東海地区を中心とした医療機関・ユーザーの獲得のための人材、マーケティング、子育ての負担を軽減するための新機能の開発、クリニックスタッフの業務改善を図るクリニック向けサービス(近日ローンチ)の開発に充当されます。

今後、「あんよ」アプリとクリニックのシステムの連携を強化し、地域の子育て環境を整備していく予定です。

少子高齢化が進む日本では、出生数を増やすため、出産・子育てに関する環境の整備が求められています。

しかし現在の日本は決して子育てがしやすい環境とはいえません。核家族化の進展、共働きの増加、地域コミュニティの希薄化、育児休業の社会実装の遅れなど、様々な課題が積み重なっています。

このような課題から、孤独な環境で出産・子育てをする母親も増加しており、その結果が“産後うつ”の増加として現れているといえます。また、新型コロナウイルス感染症の影響によってさらに周囲との関係が希薄化し、産後うつは3倍に増加したとの報告もあります。

この課題を解決するには、孤立化しがちな母親を支援する仕組みの構築が必要です。

ジークスは、小児科医に相談できるアプリ「あんよ」の提供を通じ、出産・子育てにおいて不安を抱く母親をオンラインで支援することを目指しています。

インターネットには出産・子育てに関する膨大な情報があります。しかし、そのどれが正しく、どれが間違っているのかを判断することは難しく、情報を取捨選択していくことに疲れてしまう人も多いことでしょう。「あんよ」は、小児科医という専門家に相談できるため、安心・安全に情報を得ることができ、もし病院にかかる必要がある場合などに正しく判断することができます。

信頼できる情報は起業においても武器となります。「冊子版創業手帳」では、起業家・専門家の生の声から情報を精査し、本当に使える起業ノウハウだけを掲載しています。無料で入手できますので、ぜひご活用ください。

カテゴリ 有望企業
関連タグ アプリ 医療 子育て 株式会社 相談 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

伝統工芸品や地域のロケーション・体験を発掘し独自のストーリーテリングにより世界に届ける「物語運輸」が資金調達
2024年6月21日、物語運輸株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 物語運輸は、伝統工芸品や、地域の魅力あるローケーション・体験を発掘し、独自のストーリーテリングを通じて世界に届けていま…
「Smart Laser & Plasma Systems」が2.31億円調達
2022年8月19日、株式会社Smart Laser & Plasma Systemsは、総額2億3,100万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Smart Laser & Plasma Sy…
モビリティ広告プラットフォーム「WithDrive」を展開する「Essen」が資金調達
2024年5月31日、株式会社Essenは、資金調達を実施したことを発表しました。 Essenは、モビリティ広告プラットフォーム「WithDrive」を展開しています。 乗用車に広告を掲載したい企業と…
クラウド型電子カルテ「CLINICSカルテ」がリリース
平成30年4月29日、株式会社メドレーは、「CLINICSカルテ」の提供を開始したことを発表しました。 「CLINICSカルテ」は、オンライン診療も可能なクラウド型電子カルテです。 予約から、診療、会…
オリジナルIPのVRゲームを開発する「MyDearest」が3.3億円調達
2025年6月2日、MyDearest株式会社は、約3億3000万円の資金調達を発表しました。 これによりシリーズC累計調達額は約15億円となりました。 MyDearestは、オリジナルIPのVRゲー…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集