創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2022年2月16日船舶の自動運転技術を開発する「エイトノット」が1億円調達

2022年2月15日、株式会社エイトノットは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。
船舶の自律航行(自動運転)技術や、環境に配慮したEVロボティックボートによるオンデマンド型水上交通の開発を行っています。
すでに自律航行に関する実証実験を成功させており、次のステップとして自律航行船の観光における活用法の実証実験を行う予定です。
今回の資金は、エンジニアチームの強化、EVロボティックボートを活用した事業開発チームの強化、自律航行機能を備えた小型船舶の開発、遠隔監視システムの開発、事業化を見据えた実証フィールドでの航行試験などに充当されます。
自動運転技術は、自動車の自動運転からドローンの自律飛行など様々な領域で活用されています。
モビリティの自律化・自動化の技術は大きな省力化と安全性の向上につながるため、超高齢社会を迎える日本では重要な技術と位置づけられ開発が続いています。
日本は四方を海に囲まれた島国です。沿岸地域や離島などでは移動手段として船を利用している人も多く、もし人手不足や高齢化などで船が利用できなくなってしまえば、島の人びとの移動手段が失われてしまうことになります。
こういった課題を認識している日本政府は2025年までに自動運行船の実現に向けて取り組みを進めており、自動運行船の実現に取り組む企業を支援しています。
海運業界は良質な通信インフラを構築できないという制限があったため、ICTの進展が遅れている業界でした。
しかし近年はテクノロジーの発展がめざましく、また社会的な要請もあり、様々な研究開発が本格的に進んでいる注目の領域といえます。
新たな技術の開発には豊富な資金が必要となります。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、融資だけではなく、ベンチャーキャピタルから出資を受ける方法や、クラウドファンディングを成功させる方法など、資金調達に関するノウハウを紹介しています。
| カテゴリ | 有望企業 |
|---|---|
| 関連タグ | AI EV モビリティ 実証実験 技術 株式会社 自動運転 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
平成30年10月24日、ENECHANGE株式会社は、総額約7億円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、昭和シェル石油株式会社、住友商事株式会社、東京ガス株式会社など計7社です。 マーケ…
2024年12月4日、any株式会社は、総額約10億5500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 anyは、ナレッジプラットフォーム「Qast(キャスト)」を運営しています。 社内に埋もれてい…
2023年9月14日、Priv Tech株式会社は、総額7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Priv Techは、同意管理プラットフォーム「Trust 360 同意管理」や、外部送…
2021年1月12日、株式会社アースキーは、株式会社電通と事業連携を行うことを発表しました。 アースキーは、DX関連スタートアップによるピッチ・イベント「earthkey pitch」の企画・運営など…
2025年10月27日、UMAMI UNITED株式会社は、総額3億1000万円の資金調達を発表しました。 UMAMI UNITEDは、植物性代替卵の研究開発に取り組んでいます。 加熱凝固性、気泡性、…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

