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不動産の脱炭素とESG価値創出を実現する「EaSyGo」運営の「GOYOH」が資金調達

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2021年10月26日、株式会社GOYOHは、資金調達を実施したことを発表しました。

不動産の脱炭素とESG価値創出を実現するサービス「EaSyGo」を提供しています。

ESGに即した不動産の活用方法・選択肢のテナントや利用者への提供、不動産のESG/SDGsインパクトを可視化・定量化するツールの提供、グローバル投資家へのESG/SDGsの効果の開示・アピールにより、不動産の価値をESGの観点から高めるサービスです。

今回の資金は、人材採用や、さらなる機能開発、海外向けバージョンの開発、サービス提供チャネルの拡大などに充当されます。

世界の平均気温は長期的にみて上昇傾向にあります。このまま地球温暖化が進むと今世紀末には地球の平均気温が最大で約4.8℃も上昇してしまうという予測もあります。

気候変動に対応するためには、国などの政府機関だけでなく企業による取り組みも必須です。

このようなことから、世界では環境・社会・ガバナンス要素を考慮して投資先を決定するESG投資が盛んとなってきています。

もちろん投資の対象は企業だけでなく不動産も同様であるため、不動産の領域においてもESGやSDGsの取り組みが重要です。

また不動産は環境・社会の観点から社会課題の解決に貢献できるポテンシャルがあるため、政府においてもESG不動産投資を推進しようとする動きがみられます。

投資側からすると、データ・数値は定量化されているほうがわかりやすく望ましいため、不動産オーナー等はESG施策を実施する際は、「EaSyGo」のようなサービスを活用することで可視化・定量化し、投資家に発信していく必要があるでしょう。

不動産として新たな価値が生まれはじめているということでもあるため、最新の情報をチェックし時代の流れにおいていかれないようにすることが肝心です。

ESG投資などの登場など、以前の資金調達状況とは大きな変化が訪れています。「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受ける方法など、資金調達のノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ ESG SDGs 不動産 不動産テック 可視化 株式会社 脱炭素
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