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独立支援型シェアサロン運営の「Reco」が資金調達

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2021年9月15日、Reco株式会社は、総額数千万円の資金調達を実施したことを発表しました。

独立支援型シェアサロン「Reco(リコ)」を運営しています。

フリーランスや独立予定の美容師を対象とした、美容師向けの独立支援型のシェアサロンです。

サロンの利用時はオンラインから簡単に予約でき、鍵もスマートキーやクラウドカメラを利用しているため、24時間365日利用することができます。

タオル・材料・ドライヤー・加湿器・デジタルパーマなど、美容専門機器も備えています。

また、財務・経営面など、独立に向けたサポートも行っています。

2021年9月現在、福岡市を中心に3店舗展開しています。

今回の資金は、東京・大阪を中心とした「Reco」の全国展開と、美容師の登録者の増加のための施策に充当されます。

美容師免許を持つ人は、全国に120万人いますが、実際に美容師として働いている人は全体の40%といわれています。また離職率の高い業界であることも知られており、働き方の改革が求められています。

美容師の離職率が高い理由としては、拘束時間が長いことや、体力・精神的にハードであること、低水準の給料などが挙げられます。

そのため自分で働き方を選ぶことができる独立を選ぶ美容師が多数見られます。

シェアサロンは、フリーランスの美容師という働き方を支援するひとつの形です。設備の充実度や、営業支援などで差別化を図っていくことになるでしょう。

またフリーランス美容師の領域でいえば、面貸しを行っているサロンとフリーランス美容師をマッチングするサービスも考えられます。

サロンは美容師が仕事をするために必要ですが、起業家が仕事をするためにはオフィスが必要となります。シェアオフィスやコワーキングスペースを利用する手もありますので、そのほかのオフィス形態と比較検討するとよいでしょう。「冊子版創業手帳」では、これらのオフィスを比較し、創業期に最適なオフィス形態を明らかにしています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ シェアリング・サービス フリーランス 株式会社 資金調達
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