Fintech企業の短期的な運転資金ニーズに応える「GMOあおぞら立替払い」がリリース

tips

2021年6月28日、GMOあおぞらネット銀行株式会社は、「GMOあおぞら立替払い」を2021年6月28日からサービス開始したことを発表しました。

「GMOあおぞら立替払い」は、前払いや後払いなどの事業を展開するFintechスタートアップ企業向けの、短期的な運転資金ニーズに応える立替払いサービスです。

具体的には、前払い・立替金を取引先やユーザーに支払う際、GMOあおぞらネット銀行が資金の立替を行うことにより資金繰り・資金手当の負担を軽減します。

また、振込依頼APIにより前払い・後払いに必要な資金をGMOあおぞらネット銀行が即時に立替・振込事務を行うため、事務作業時間を削減することができます。

立替代行金額は1,000万円から10億円程度で、手数料は立替実行額に対し0.1%~となっています。

銀行APIの開放により、英国などの欧州や米国におけるFintechでは、非金融事業者のアプリやサービスが金融サービス(決済機能など)を組み込んで金融サービスを提供する、「Embedded Finance(エンベデッドファイナンス)」がトレンドとなっています。

このエンベデッドファイナンスによりファクタリングサービスなどを展開するFintechが増え、それに伴いユーザーも拡大しています。

Fintechサービスの拡大のためにはユーザー数に対応できるだけの資金が必要となります。融資などでは間に合わないこともあるため、銀行によるこのようなサービスのニーズはますます高まっていくと考えられます。

企業経営でも先を見据えた資金の運用・管理は重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期における資金繰り表の作成術など、資金に関するノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ トレンド
関連タグ Fintech 後払い 資金
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

暗号資産の自動損益計算サービス「クリプタクト」やWeb3の家計簿「defitact」などを手がける「pafin」が資金調達
2023年9月12日、株式会社pafinは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、DG Daiwa Ventures、Sony Innovation Fund、MZ Web3 fundです…
ロボアドバイザー「THEO」提供の「お金のデザイン」が7億円調達!
平成30年10月1日、株式会社お金のデザインは、総額7億円の資金調達を実施することを発表しました。 引受先は、損害保険ジャパン日本興亜、凸版印刷です。 お金のデザインは、AIを活用した個人向け資産運用…
「ペイトナー 請求書」「ペイトナー ファクタリング」を提供する「ペイトナー」が「識学」から資金調達
2023年5月8日、ペイトナー株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社識学です。 ペイトナーは、請求書の回収・電子化・振込を自動化する「ペイトナー 請求書」や、フリーラン…
スモールビジネスの日々の支払いや銀行口座を一元管理できるファイナンスアプリ「BlueBank」がリリース
2022年12月15日、Scheeme株式会社は、「BlueBank(ブルーバンク)」の提供を開始したことを発表しました。 「BlueBank」は、スモールビジネスの日々の支払いや、銀行口座を一元管理…
助成金「就農準備資金・経営開始資金(農業次世代人材投資資金)」助成金
農林水産省は「就農準備資金・経営開始資金(農業次世代人材投資資金)」について発表しました。 次世代を担う農業者となることを志向する者に対し、就農前の研修を後押しする資金(2年以内)及び就農直後の経営確…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集