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新興国向けの小口融資事業など展開の「五常・アンド・カンパニー」が70.7億円調達

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2020年12月17日、五常・アンド・カンパニー株式会社は、総額70億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

2020年10月末時点でインド・カンボジア・スリランカ・ミャンマーに置くグループ会社を通じ、新興国向けに低価格・高品質な小口融資サービスを提供しています。

今回の資金は、事業拡大とデジタル化の推進、アジア・アフリカ地域における新たな投資先の開拓、社会的インパクト測定などに充当されます。

貧困層向けの無担保・少額融資であるマイクロファイナンスの市場規模は、2012年から2016年の間に約5倍に拡大しました。

貧困層の事業拡大による貧困の緩和や、女性の新規事業立ち上げなどで成功事例が報告されていることから、マイクロファイナンスは貧困の改善に効果があるとみられています。

SDGs(持続可能な開発目標)は人類として長期的に取り組んでいかなくてはならないことですが、これはビジネスチャンスでもあります。もちろん社会課題を解決しなくてはならないのでハードルは高いのですが、その分資金の援助が受けやすいという面もあります。「冊子版創業手帳」では、様々な起業家のインタビューを掲載しています。先人の思考を知ることは、新たなビジネスの創造・成長にとって役に立つでしょう。

カテゴリ 有望企業
関連タグ マイクロファイナンス 新興国 株式会社 融資 資金調達 金融
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