注目のスタートアップ

心疾患による突然死を防ぐ超聴診器を開発する「AMI」が4.9億円調達

company

2020年4月10日、AMI株式会社は、総額4億9,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

疾患に繋がる心雑音のみを自動的に検出することを可能とした聴診器「超聴診器(心疾患診断アシスト機能付遠隔医療対応聴診器)」を開発しています。

複数の大学病院での臨床研究を実施し、早期の社会実装を目指して研究開発を進めています。

今回の資金は、「超聴診器」の医療機器としての製品化・事業化に向けたエンジニアの採用や、大規模臨床研究などに充当されます。

高齢者の増加や、働き手の減少にともなう医療の担い手の減少などにより、遠隔医療は将来的に大きな必要性があります。

心疾患は、50歳以上の死亡率としては、ガンに次いで2位となっています。そのため心疾患に繋がる心雑音を検出することで、早期治療が行えるようになる「超聴診器」は、医療に大きく貢献することでしょう。

社会課題を解決する社会課題解決型ビジネスは、すぐに結果がでるものではなく、ビジネスとして成り立たせるために大きなハードルがあります。「冊子版創業手帳」では、様々な起業家のインタビューを掲載しています。先人がどのように困難を突破してきたかを知ることは、起業や経営に大きく役立つことでしょう。

カテゴリ 有望企業
関連タグ 医療 株式会社 機器 疾患 研究開発 診断 資金調達 遠隔医療 開発
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

視能訓練士に特化した求人プラットフォーム「Contactキャリア」などを運営する「Contact」が資金調達
2023年3月31日、株式会社Contactは、資金調達を実施したことを発表しました。 Contactは、眼科メディカルスタッフ(視能訓練士、看護師など)に特化した人材プラットフォーム「Contact…
採用イネーブルメントSaaS「RekMA」を提供する「Haul」が5億円調達
2024年9月19日、株式会社Haulは、総額5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、採用イネーブルメントSaaS「RekMA(リクマ)」をローンチしたことも併せて発表しました。 「Re…
太陽光発電所再生事業の「ヒラソル・エナジー」が5億円超調達
2021年8月31日、ヒラソル・エナジー株式会社は、総額5億円超の資金調達を実施したことを発表しました。 東京大学発のIoT技術「PPLC-PV」(電流型電力線通信技術、Pulse Powerline…
次世代チョイ乗りモビリティ「ミニマムモビリティ」の量産販売を目指す「KGモーターズ」が1.5億円調達
2023年10月10日、KGモーターズ株式会社は、総額1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 KGモーターズは、オリジナルの超小型モビリティの量産販売と、自動運転によるMaaSの展…
物語を通じて作家・作品と出会うEコマース「ナラティブ・プラットフォーム」を運営する「物語運輸」が資金調達
2024年1月5日、物語運輸株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 物語運輸は、物語を通じて作家・作品と出会うEコマース「ナラティブ・プラットフォーム(ナラプラ)」を運営しています。 職人…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集