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患者向けソーシャル・データ・プラットフォーム運営の「Activaid」が1億円調達

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2020年2月26日、Activaid株式会社は、1億円の資金調達を実施したことを発表しました。

患者向けソーシャル・データ・プラットフォームの「Activaid」を運営しています。

慢性疾患を抱える患者がお互いに支え合い、病気を管理し、新しい治療法の発見などに貢献することをサポートするためのプラットフォームです。

創薬研究において重要な情報である患者自身の主観的なデータの蓄積が可能です。2020年2月現在、39,000件を超えるデータが蓄積されています。

第1弾として、2019年2月にIBD(潰瘍性大腸炎/クローン病)患者向けサービスのベータ版をリリースしています。

今回の資金は、新たに医療機関向けプロダクトの開発の加速に充当されます。具体的には患者によるデータを医療機関と共有し、QoLの改善や医師患者間のコミュニケーションの促進をサポートするプロダクトとなる予定です。

患者と医者や医療機関をつなぐプラットフォームは、単純に医療機関にかかる手間を削減するだけでなく、その後の経過観察や、データの蓄積による医療への貢献などが望めます。

医療業界は専門的な知識が必要で参入障壁が高いかもしれませんが、なにかしらに特化することでそのハードルは低くなるでしょう。

冊子版創業手帳」では、さまざまな起業家のインタビューを掲載しています。成功している起業家の思考を知ることは、新たなビジネスの創造に役立つでしょう。

カテゴリ 有望企業
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