注目のスタートアップ

コスメEC「NOIN」運営の「ノイン」が8億円調達

2019年7月8日、ノイン株式会社は、総額約8億円の資金調達を実施したことを発表しました。

化粧品ECプラットフォーム「NOIN」を運営しています。

メイクアップ術や、メイクの悩みを解決するオリジナル動画や、記事などにより、自分にあった化粧品をアプリ内で見つけることができます。

今回の資金は、人材採用・育成、「NOIN」のブランディング・認知拡大を目的としたプロモーションの強化に充当されます。

今後は、連携する化粧品メーカー各社への購買データ展開、CRMツールの解放なども行う予定です。

ノイン株式会社 代表のコメント

今回のニュースにつきまして、ノイン株式会社代表の渡部 賢氏よりコメントが届きました!

渡部 賢
Naver Japan (現LINE)にてディレクション業務を行った後、グリーにてスマホ版GREE NEWSを立ち上げ、同サービスを数百万MAUに成長させる。その後、サービス開発のマネジメント、新規事業の企画/開発/提携業務/子会社の立ち上げを経験。2015年よりフリーランスのプロデューサーとして、Gunosyやセブン&アイ出版など数社の新規サービスの立ち上げや運用などを行う。2016年11月に個人事業を法人化させたノイン(株)を設立。
ーこの事業を始めた経緯について教えてください

渡部:事業領域選定の際は「人が笑顔になるもの」という軸で探していました。そう考えたときにお化粧の領域は化粧を始めたときから死ぬまでずっと続けるもので「美しくなる」というタイミングで笑顔が作れることに気づきました。

コスメに関するメディアも考えたのですが、これまでずっとメディア運営をやってきたこともあり、メディアから一歩踏み込んで販売というところに挑戦してみたいという気持ちが湧いてきたことがきっかけです。女性向けのメディアはいっぱい立ち上がっていますが、コスメECとなると急に少なくなります。ECにメーカー、ブランドが乗り出し始めたこのタイミングが進出するのにはベストなタイミングだと判断し事業を開始しました。

ー今回の資金調達について、どのような反響がありましたか?

渡部:資金調達の意図はプロモーションに加えてメーカー様へお戻しするデータ整備のプラットフォームの構築です。意外だった反響としてはメーカー様から当社での販売を希望する問い合わせが増加しています。販売データを提供するというスタンスが非常に珍しいと喜んで頂いています。

ー今後どのような事業展開をしていきたいと考えているか、教えてください

渡部:まずは現状のECプラットフォームを早期に日本No.1のプラットフォームとしていきたいです。次の展開としては我々でもメーカー様やブランド様と一緒にコスメを作るということにも挑戦したいと思っています。

また、現状のプロダクトだと若者にかなり寄っています。一方でお化粧をする方というのは全年齢に広がります。新しいプロダクトを作る、販売チャネルを変えるなどの必要はあると思いますが、年齢層をもう少しあげてユーザー層を広げていくことは考えています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ EC ブランディング プロモーション 人材採用 動画 株式会社 認知 調達 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
起業するには何から始める?誰でもできる起業の仕方や手続き【5ステップで解説】
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

パーソナライズブランドを手がける「Pfines」が資金調達
2023年9月25日、株式会社Pfinesは、資金調達を実施したことを発表しました。 Pfinesは、少量生産で顧客にあった商品をパーソナライズして届けるブランド「PFINÉS(ピフィニ)」を手がけて…
D2C乳幼児向けフードブランド「the kindest」展開の「MiL」が資金調達
2022年2月22日、株式会社MiLは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、兵庫県・神戸市が出資するひょうご神戸スタートアップファンドです。 乳幼児向けフードのD2Cブランド「the k…
ウェルビーイングな活動の習慣化を支援する「Nesto」が1億円調達
2021年4月21日、株式会社NESTOは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ウェルビーイングな活動の習慣化をサポートするコミュニティ・プラットフォーム「Nesto(ネスト)」を運営…
「アドレス」が「ANA」と連携し航空券サブスクリプション・サービスの実証実験を開始
株式会社アドレスは、ANAホールディングス株式会社と連携し、航空券のサブスクリプション・サービスの実証実験を開始することを発表しました。 アドレスは、月額制で全国の家に自由に住める多拠点ライフ・プラッ…
農業向けドローン・ソリューション提供の「スカイマティクス」が資金調達
2019年11月14日、株式会社スカイマティクスは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社博報堂DYベンチャーズが運用するファンド「HAKUHODO DY FUTURE DESIG…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集