注目のスタートアップ

病気を治療するアプリ開発の「キュア・アップ」が22億円調達

company

株式会社キュア・アップは、総額22億円の資金調達を実施したことを発表しました。

高度なソフトウェア技術と医学的エビデンスに基づいた、疾患治療用プログラム医療機器「治療アプリ」を開発しています。

現在、禁煙支援の「ascure(アスキュア)卒煙プログラム」と、特定保健指導対応の「ascure STEPS(生活習慣改善プログラム)」を提供しています。

<創業手帳の創業者・大久保幸世の視点>
起業に挑戦する医師が増えている

創業手帳の相談者でも、最近、社会課題に挑戦する医師が増えている。優秀なだけでなく社会課題の意識がある若手医師がチャレンジするケースが多い。ちなみに、医師の起業は社会課題に対する思いや、専門知識の高さに対して、消費者側に物売りのスキルや、マーケターの経験が弱点のケースが多いので、調達および採用でカバーするケースが多い。いずれにしても、大きめの調達が必要なケースが多く、従来は資金的に難しかったところが、資金の流入で医師が起業にチャレンジしやすい環境が整ってきたと言える。

日本の医師が起業に挑戦する背景として

・高齢化で患者増加 国家財政の逼迫
・医師不足、そこから来る過重労働
・テクノロジーの進展で従来不可能だったことが可能になりつつある
・それを実現するための資金調達手段が発達

などが上げられる。
今後、一人の医師として医療に携わるだけでなく、そこで得た経験、問題意識からスタートアップにチャレンジする医師も増えてくるだろう。

解説者紹介

大久保幸世 創業手帳 株式会社 ファウンダー

大手ITベンチャー役員で、多くの起業家を見た中で「創業後に困ることが共通している」ことに気づき会社のガイドブック「創業手帳」を考案。現:創業手帳を創業。ユニークなビジネスモデルを成功させた。印刷版は累計250万部、月間のWEB訪問数は起業分野では日本一の100万人を超え、“起業コンシェルジェ“創業手帳アプリの開発や起業無料相談や、内閣府会社設立ワンストップ検討会の常任委員や大学での授業も行っている。毎日創業Tシャツの人としても話題に。

創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら
カテゴリ 有望企業
関連タグ アプリ スタートアップ 医療 大久保幸世 技術 株式会社 調達 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

専門4誌と広告界の最新ニュースが読める法人向けサービス「宣伝会議オンラインニュース」がリリース
2022年1月6日、株式会社宣伝会議は、「宣伝会議オンラインニュース」(β版)の販売を2022年1月5日から開始したことを発表しました。 「宣伝会議オンラインニュース」は、宣伝会議が発行する月間専門誌…
経営コンサルティング事業を展開する「エイドリームコンサルティング」が「カゴヤ・ホールディングス」と資本提携
2023年1月17日、カゴヤ・ホールディングス株式会社は、エイドリームコンサルティング株式会社を株式交換により、2022年12月30日付でカゴヤ・ホールディングス・グループに迎え入れたことを発表しまし…
薬効予測AIや腰痛対策アプリを手がける「biomy」が資金調達
2022年8月23日、株式会社biomyは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社新日本科学です。 biomyは、病院に蓄積されているデータに基づいた薬効予測を行うAIや、腰痛対策…
子育て地図アプリを開発する「iiba」が資金調達
2023年1月23日、株式会社iibaは、資金調達を実施したことを発表しました。 iibaは、子育てにいい場所を地図上で発見・共有できる地図アプリ「iiba」を開発しています。 遊び場・飲食店・授乳室…
電⼒オークション「エネオク」などを手がける「エナーバンク」が5.8億円調達
2024年12月2日、株式会社エナーバンクは、総額約5億8000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 エナーバンクは、電⼒オークション「エネオク」の運営や、環境価値プラットフォーム「グリーンチ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集