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契約業務・管理クラウドサービスを提供する「Hubble」が8億円調達

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2025年10月22日、株式会社Hubbleは、総額8億円の資金調達を発表しました。

今回の資金調達により、シリーズBの累計調達額は23億円となります。

Hubbleは、契約業務・管理クラウドサービス「Hubble(ハブル)」や、AIが契約データベースを構築するクラウドサービス「Hubble mini(ハブル ミニ)」を提供しています。

「Hubble」は、契約業務基盤の構築と定着を支援するクラウドサービスです。契約書の審査依頼から作成、検討過程や締結済契約書の管理まで一貫して機能を提供しています。

今回調達した資金は、生成AIを活用した新機能開発や、既存プロダクトの強化、カスタマーサクセス・導入支援体制の拡充、グローバル展開を見据えた組織基盤の整備に活用します。


企業間取引において契約書は双方の権利義務を明示する不可欠な文書です。内容があいまいだと将来の紛争の原因になるため、契約書の作成と管理はきわめて重要です。

一方で、ビジネス現場はスピードが求められ、作成に時間をかけすぎると機会を失うおそれがあります。しかしスピードを優先して不備のある契約を締結することは避けるべきです。

そのため契約業務の効率化が必要であり、書式のばらつきや管理方法の不統一を解消して承認や照合をすばやく行える体制が求められます。

このような背景のもと、Hubbleは契約業務・管理クラウドサービス「Hubble」を提供しています。既存のWordなどのツールを活用しながら作成プロセス、関係者間のやりとり、締結後の管理を一元化し、契約業務全体の効率化と生産性向上に貢献しています。

企業・事業の成長には戦略的な資金調達や、シナジーのある企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ AI BtoB データベース 一元管理 契約 契約書 文書 株式会社 構築 法務 管理 資金調達
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