注目のスタートアップ

社会課題解決ゲームを運営する「Digital Entertainment Asset」が22億円調達

company

2025年9月24日、Digital Entertainment Asset Pte. Ltd.(本社:シンガポール)は、総額22億円の資金調達を発表しました。

Digital Entertainment Assetは、シンガポールを拠点とするWeb3エンターテインメント企業です。

課題解決ゲームプラットフォーム「PlayMining」、NFTマーケットプレイス「PlayMining NFT」、自社発行の暗号資産「DEAPcoin(DEP)」、電柱撮影ゲーム「PicTrée(ピクトレ)」など、社会課題解決ゲームの運営を行っています。

今回調達した資金を活用し、日本企業への転身や、暗号資産発行体事業者として初となる東京証券取引所グロース市場上場を目指した革新的なソリューションの創出に挑戦します。


ゲーミフィケーションは、ゲームが持つ没入感や達成感をビジネスや教育、ヘルスケアなどに応用し、ユーザーの能動的かつ継続的な行動を引き出す手法です。

たとえば、購入金額や来店回数に応じたポイント付与システムや、トロフィーやランキング、スコア表示などを組み込んだ学習コンテンツなどが代表例といえます。

Digital Entertainment Assetはゲーミフィケーションとトークンインセンティブを融合させた社会課題解決型ゲームを運営しています。

「PicTrée(ピクトレ)」は、プレイヤーが電柱やマンホールといった電力アセットを撮影し、接続した電線の延長距離で競う電柱撮影ゲームです。東京電力との連携により、撮影データをインフラ保守に活用し、実際の設備管理に貢献しています。

事業の成長には戦略的な資金調達や、シナジーが見込める他社との提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ NFT Web3 インフラ ゲーミフィケーション ゲーム トークン プラットフォーム ブロックチェーン マーケットプレイス 保守 暗号資産 株式会社 発行 社会課題 解決 設備 課題解決 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

VtuberなどIP開発事業の「Unlimited」が8億円調達 「Brave group」に社名変更
2020年6月16日、株式会社Unlimitedは、約8億円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、株式会社Brave groupに社名変更を行い、CI(コーポレートロゴ、ミッション、ビジョン…
「サイバーエージェント」の創業期の起業家向けピッチ・イベント「Monthly Pitch」がオンライン開催へ
2020年4月21日、株式会社サイバーエージェント・キャピタルは、「Monthly Pitch」について、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、オンラインで開催することを発表しました。 「Monthl…
次世代型のドアツードア送迎サービスを展開する「NearMe」が13億円調達
2023年3月8日、株式会社NearMeは、総額約13億円の資金調達を実施したことを発表しました。 NearMeは、ドアツードアの送迎において、独自AIを活用して運行や乗客の相乗りを最大化することで移…
令和5年度「共創モデル実証プロジェクト」事業選定・追加公募
国土交通省は、令和5年度「共創モデル実証プロジェクト」の事業選定・追加公募について発表しました。 地域の多様な関係者の「共創」により地域公共交通の「リ・デザイン」を進めるため、「共創モデル実証プロジェ…
工場・物流施設向け無人搬送ソリューション「eve auto」を提供する「eve autonomy」が10億円調達
2025年3月12日、株式会社eve autonomyは、総額10億円の資金調達を実施したことを発表しました。 eve autonomyは、自動運転技術を使った自動搬送ソリューションの実現を目指し、ヤ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集