【観光庁】「インバウンド受入環境整備高度化事業」3次公募【10/31締切】

subsidy

観光庁は「インバウンド受入環境整備高度化事業」の3次公募について発表しました。

訪日外国人旅行者の周遊の促進や消費の拡大、地方誘客を図るため、全国の観光地における個々の観光スポットや広域的な周遊に係る一体的な環境整備の取組等を支援しています。

補助対象事業者

高度化計画に記載された事業を実施する者。

高度化計画策定者

市区町村、都道府県、観光地域づくり法人(DMO)、民間事業者など。

補助対象事業

A. 賑わい環境の創出
・ナイトタイムエコノミーの環境整備
・イベント開催等により賑わい拠点となる屋外広場の整備
・廃屋撤去
B. 新たなニーズへの対応・新技術の活用
・ワーケーション環境の整備
・ICTを活用したゴミ箱の整備
・多様な移動手段の整備
・飲食店、観光案内所等を対象としたロボット等の導入
C. ストレスフリー・快適な旅行環境の整備
・多言語案内の整備
・観光スポット等の掲示物等の多言語化整備
・無料公衆無線LAN環境の整備
・飲食店、小売店等も含めた地域における多言語対応、先進的決済環境の整備
・トイレの高機能化及び洋式便器の整備
・手ぶら観光カウンターの機能向上
D. ユニバーサル対応
・段差の解消
・子供連れ環境の整備
・近距離移動支援モビリティの整備
E. 拠点機能の整備・改良
・外国人観光案内所の整備・改良
・観光スポット情報・交流施設の整備・改良
・EV急速充電器の整備
・既存おもてなし観光施設(トイレ施設を含む)における魅力度向上のための整備

補助率

補助対象経費の2分の1以内です。

2次公募期間

2025年9月16日(火)~2025年10月31日(金)17:00


観光業界は2019年に訪日客数3188万人の過去最高を記録し、インバウンド需要を追い風に成長を続けていました。しかし新型コロナウイルス感染拡大により、その勢いは一転して停滞してしまいました。収束後の再始動に備え、多言語対応やホスピタリティ強化といった従来からの課題解決が不可欠となりました。

現在、訪日客数は着実に回復基調にありますが、単なる“戻り”に留まらず、より高い成長水準を実現するには、観光業界全体で戦略的かつ積極的な取り組みが求められます。

こうしたニーズに応えるのが「インバウンド受入環境整備高度化事業」です。この事業は、訪日観光客に快適で魅力あふれる体験を提供する多彩な施策を支援しています。環境整備からサービス高度化までを包括的にバックアップし、観光業界の次なる飛躍を後押ししています。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。


補助金ガイド

カテゴリ 公募
関連タグ 公募 地方 拡大 支援 整備 旅行 環境 観光 観光庁
詳細はこちら

「インバウンド受入環境整備高度化事業」の三次公募を開始します

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

動画解析を活用した手術支援AI開発の「iMed Technologies」が1.7億円調達
2020年10月1日、株式会社iMed Technologiesは、総額1億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 脳梗塞・くも膜下出血に対する脳血管内手術の安全な手術を実現するため、…
日本木造民家ホテルの企画・設計・施工・運用までを一貫して手がける「LOOOF」が資金調達
2023年8月1日、株式会社LOOOFは、資金調達を実施したことを発表しました。 LOOOFは、日本木造民家ホテルの企画、設計、施工、運用まで一貫して手がけ、里山集落に残る豊富な地域資源を活かしたホテ…
AI作成支援プラットフォーム「harBest」運営の「APTO」が6,000万円調達
2020年12月22日、株式会社APTOは、約6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 AI作成支援プラットフォーム「harBest(ハーベスト)」を運営しています。 AI作成のために必…
「インバウンド受入環境整備高度化事業」補助金
観光庁は「インバウンド受入環境整備高度化事業」の3次公募を開始したことを発表しました。 主要な観光地における訪日外国人旅行者の周遊の促進及び消費の拡大を図るため、「インバウンド受入環境整備高度化事業」…
新規航空路線の就航を目指す地域航空スタートアップ「ジェイキャスエアウェイズ」が2億円調達
2024年11月11日、株式会社ジェイキャスエアウェイズは、2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は約6.5億円となりました。 ジェイキャスエアウェイズは、関…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集