創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2025年9月11日業務効率化AIクラウドサービス「バクラク」などを提供する「LayerX」が150億円調達

2025年9月2日、株式会社LayerXは、総額150億円の資金調達を発表しました。
LayerXは、業務効率化AIクラウドサービス「バクラク」や、デジタルネイティブなアセットマネジメント会社を目指す合弁会社である三井物産デジタル・アセットマネジメント、大規模言語モデル(LLM)関連技術を活用し企業や行政における業務効率化・データ活用を支援するAI・LLM事業を手がけています。
今回調達した資金は、人材採用、セールス体制の拡充、競争力のある報酬体系の構築、AI活用による業務の生産性向上などに活用します。
経理・財務・人事といったバックオフィス業務は、企業運営に欠かせない一方で直接的な収益は生まず、ミスが生じれば大きな損失を招きます。にもかかわらず多くの作業が紙ベースで行われており、書類の読み取りや転記の過程でヒューマンエラーが起こりやすく、チェック工数の増大が生産性の低下につながっています。
このような課題を解消するため、近年ではバックオフィス業務のデジタル化・自動化を支援するサービスが登場しています。
こうした流れのなかでLayerXは、経費精算、稟議申請、請求書受取、請求書発行、電子帳簿保存、法人カードなどの支出管理を一本化し、経理業務を効率化する「バクラク」シリーズを提供しています。2024年には勤怠管理サービスをはじめとした人事領域にも進出しています。
AI・LLM事業では、生成AIプラットフォーム「Ai Workforce」を展開し、大企業への導入を進めています。
創業期から経営の土台となるバックオフィス体制を構築することで結果的に業務が円滑になり、より多くの利益を上げられることになります。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、アウトソーシングの導入方法や、外注の活用法について詳しく解説しています。
また、企業の成長においては資金調達が重要です。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。
| カテゴリ | 有望企業 |
|---|---|
| 関連タグ | BtoB LayerX インボイス サービス バックオフィス プライバシー 支出管理 株式会社 業務効率化 法人カード 申請 経費精算 請求書 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2024年4月30日、株式会社トヨコーは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社脱炭素化支援機構、りそなキャピタル8号投資事業組合です。 各社からの出資総額は2.5億円であり、今回…
2022年6月7日、EXest株式会社は、「Pocket Owners(ポケット・オーナーズ)」をリリースしたことを発表しました。 「Pocket Owners」は、日本各地の生産物(農産物、水産品、…
2022年7月19日、AnyMind Group株式会社は、総額約50億円の資金調達を実施したことを発表しました。 AnyMind Groupは、以下の2つの事業を展開しています。 ・メディア・ブラン…
2023年8月31日、株式会社マイシェルパは、総額約1億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 マイシェルパは、精神科医が監督するオンラインカウンセリングサービス「マイシェルパ」を運営…
2023年7月24日、deex株式会社は、総額約6,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 deexは、パートナー(代理店)/アライアンス領域における戦略構築から活用支援のコンサルティング…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

